-------------- 七度文庫 （なのたびぶんこ） 人妻編　官能描写制限版　--------------

（1）

金曜の夜に、旦那の帰りが遅いと思っているとメールがありこれからすぐ飛行機で実家に帰ると連絡してきました。
旦那のひいおじいちゃんがなくなったのですぐに葬式に出かけなければならなくなったとメールで送って来たので私はすぐに支度をして、羽田に行きました。
旦那はもｉモードを使って飛行機の切符を予約してくれていたので、待つこともなくすぐに飛行機に乗りました。
旦那は、「ｉモードを使って電車の時間を調べてお前がいつ飛行場に着くか計算して、切符を予約しておいたんだ」と自慢げに話してくれました。
こんなときだけはやけに頼りがいがある旦那だと思いました。
実家に着くとあわただしく通夜が終わり、翌朝は告別式も済みました。
旦那は折り返し、飛行機で帰ることになりましたが、おかあさまが「せっかくだからあなただけでもすこしゆっくりしていらしたら」と言うので私は夕方まで残る事にしました。
いろいろと話しもすんで帰ろうとすると、叔父が東京までの夜行を予約してあるので一緒に帰ろうと言い出しました。
私は断っても角が立つと思い、夜行で帰ることにしました。
おかあさまが「これ頂き物なんだけど、家では使わないから」と高級タオルのセットや、インスタントコーヒーのセットをいろいろ持たせてくれました。
私は荷物になるのがいやでしたが、断る訳にはいきませんでした。
叔父が荷物を持ってくれたので、東京までは無事になんとか着きました。
私が駅で叔父と別れようとすると、私の荷物を見て「家まで送っていってあげよう、その荷物じゃとても疲れるよ」と言ってくれました。
私は家に来られても困ると思いましたが、この荷物を持って家まではとてもいけないので、来てもらう事にしました。
ようやく家につくとそのまま帰ってもらう訳にもいかないので、「お茶を入れますから、一休みしていって下さいね」と言って居間に通しました。
お茶を入れてから、寝室で着替えをしていると急に叔父が部屋に入ってきました。
私はちょうど喪服を着替える所だったので、下着は黒のブラジャーと黒のパンティーだけでした。
私は下着だけの姿を見られて、びっくりして声もだせませんでした。
叔父は私の様子を見ると、急にいやらしい男の顔になりました。
旦那が「黒い下着は夜の女みたいで、男を誘ってるみたいだ」と言っていたのを思い出しました。
叔父も同じ事を思っているのは目つきですぐ分かりました。
私はもうどうにもならないと気が付きました。
私の子宮は叔父に乱暴に扱われるのを待ち望んでいるように熱くなりました。
私の身体を包み込んだ欲望の渦は、すぐには激しくならずに、私の感触を楽しんでいるようでした。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
支配者の欲望に従順に従うことだけが、私に許された最後の希望でした。
逃げることの出来ない、快楽の時が始まったことを、私は思い知らされました。
時計の針が止まると、永遠の時間が私の体を支配していました。
叔父の繰り返すが刻む律動は最後の瞬間が近いことを私の身体に告げると、すぐに奧までしっかりと届いてきました。
暗闇のなかで泣き叫ぶ私の身体は、叔父の最後の一撃を浴びて砕け散りました。

（完）

-------------- Copy Right 七度 柚希 （なのたび ゆき） 2003/3/30 Ver 1.05 --------------