明け方の薄暗い部屋に差し込む朝日の柔らかな光が、カーテンの隙間から細く伸び、理佐の閉じた瞼をそっと撫でた。彼女はゆっくりと目を開け、体の下に広がるシーツの滑らかな感触に気づいた。視線を落とすと、ブライダルネグリジェの薄いシルクが肌に軽く張り付き、レースの繊細な模様が胸の膨らみをほのかに際立たせていた。その瞬間、昨夜の出来事が鮮明に脳裏に蘇り、理佐の心を強く揺さぶった。電話越しに健太に別れを告げ、男の熱に身を委ねたこと。自分の声が悦びで震え、「もっと！」とふしだらな言葉を叫んだこと。それらの記憶は、衝動的で信じられない選択だったが、理佐の心に後悔は湧かなかった。女の本当の幸せは、男に愛され、求められることだと彼女は感じていた。この男の荒々しい情熱に身を委ねることで、彼女の体と心は満たされていた。健太の穏やかな優しさは心地よかったが、熊本出身のこの男の野性的な力強さが、理佐の奥底を揺さぶり、真の幸福をもたらしていた。彼女はシーツを軽く握り、ネグリジェに染みついた男の匂いを吸い込みながら、自分の決断を静かに肯定した。
男が目を覚ますと、寝乱れた黒髪を片手で無造作に払い、理佐に視線を向けた。朝の光が彼の日に焼けた顔を照らし、深い皺が刻まれた額と目の下の影を際立たせていた。彼の目は欲望の炎に燃え、理佐のネグリジェ姿を貪欲に捉えていた。男は起き上がると、理佐の肩に手を置き、ネグリジェのシルク越しに彼女の肌をゆっくりと撫でた。太い指が肩から胸へと滑り、レースの隙間から肌に触れ、強く握り潰した。理佐が小さく息を漏らすと、男は彼女をベッドに押し倒し、膝で彼女の足を力強く広げた。シーツが乱れ、ベッドのスプリングが軽く軋む音が響いた。男の手がネグリジェの裾を乱暴にたくし上げ、彼女の白い太ももを両手で掴むと、爪が軽く肌に食い込むほど締め上げた。理佐の心臓は激しく鼓動し、期待と服従の感情が交錯した。男は全裸で、硬く張り詰めた男根を露わにしていた。彼は理佐の腰を両手でしっかりと掴み、彼女の入口に自身の先端をゆっくりと押し当てた。理佐の体は一瞬緊張で硬直したが、男の熱と圧力が彼女の柔らかい内部に侵入してくると、鋭い感覚が全身を貫いた。男は焦らすように自身の先端をわずかに進めては引き戻し、理佐の反応を観察した。彼女の吐息が乱れ、ネグリジェ越しに胸が上下するのを見ながら、男は満足げに唇を歪めた。そして、ゆっくりと、しかし確実に自身を深く押し進め、理佐の内部を完全に満たした。その瞬間、理佐の口から抑えきれない喘ぎ声が漏れ、男の硬さと熱が彼女の体の奥深くに響いた。男の腰が彼女の太ももに密着し、ネグリジェのシルクが二人の肌の間で擦れる微かな音が響いた。理佐の体は男の侵入に順応するように震え、彼女の意識は快楽の波に飲み込まれた。
男は理佐の腰をしっかりと固定したまま、腰を動かし始めた。最初は力強く、彼女の体を完全に支配しようとするリズムで、自身を引き抜き、再び深く突き入れる動作を繰り返した。ベッドのスプリングが軋み、男の汗が理佐のネグリジェに滴り落ち、シルクを湿らせた。男の片手が彼女の首筋に伸び、指で軽く喉を押さえながら、唇を耳元に押し当てて荒々しく吸い上げた。湿った音が響き、男の舌が彼女の耳たぶを這うと、理佐の体が小さく跳ねた。「俺のものだ」と低く呟く声が、理佐の心に響き、彼女の服従をさらに深めた。男のもう一方の手は彼女の胸をネグリジェ越しに揉みしだき、指が乳首を摘むように圧をかけて執拗に刺激した。理佐の体は男の動きに合わせて揺れ、彼女の内部を擦る男の硬さが鋭い快感の波を生み出した。理佐は男の力強い結びつきに身を委ねながら、彼がそれほどまでに自分を求めてくれることに胸が一杯になった。彼女の体が熱くなり、心が喜びで震えた。この男のために生きていくんだという決意が、理佐の心の中で静かに芽生え、深く根を張った。
男は休むことなく彼女の体に結びつき続け、腰を激しく動かしては理佐の敏感な部分を探り当てた。指がネグリジェの隙間から滑り込み、彼女の腹部を押さえながら太ももを撫で回し、爪先で軽く引っかいた。男の唇が首筋から肩へと移動し、強く噛みついて赤い痕を残すと、理佐の喘ぎ声が部屋に響いた。男の動きは止まらず、彼女の体を何度も天国へと運んだ。理佐はそのたび、自分が愛されている実感に浸り、幸福感に溺れていった。彼女の指はシーツを握り潰し、爪が布地に食い込んだ。男の汗と石鹸の匂いが彼女を包み込み、ネグリジェのシルクが汗で肌に張り付く感触が彼女の感覚をさらに高めた。
突然、部屋のドアが勢いよく開き、重い足音が響いた。理佐と男が驚いて顔を上げると、そこには健太が立っていた。不審に思った彼が、理佐の様子を確認しにやってきたのだ。健太の目は、ブライダルネグリジェを着た理佐が男に深く結びつかれ、悦びの喘ぎ声を上げている姿を捉えた。彼の顔は呆然とし、すぐに怒りと絶望に歪んだ。男は健太の存在に気づきながらも動きを止めず、理佐の腰を両手でさらに強く引き寄せた。太い指が彼女の太ももを締め上げ、爪が肌に食い込むほど圧をかけて固定すると、腰を激しく打ちつけた。ネグリジェの生地が擦れて微かな音を立て、男の汗が彼女の胸に滴り落ち、シルクをさらに湿らせた。男の唇が理佐の首筋に押し付けられ、強く吸い上げるたびに湿った音が響き、舌が肌を這って熱い痕を残した。男の片手が彼女の背中に回り、ネグリジェを引っ張って背中を反らせると、彼女の体がさらに男に密着した。男の行為は、健太の前で理佐を自分のものとして誇示し、彼女を完全に奪うことを見せつけるためのものだった。健太の視線を感じながら、理佐の体は男の熱にさらに反応し、彼女の喘ぎ声が高まった。
男が射精の前に、腰の動きを一層激しく、まるで理佐の体を自分のリズムに刻み込むように変化させた。彼は理佐の腰を片手で固定し、もう一方の手で彼女の太ももをさらに広げると、腰を短く、鋭く突き上げるように動かした。その動きは、深い突き入れと浅い引き戻しを交互に繰り返し、理佐の内部を執拗に刺激した。男の腰が彼女の骨盤にぶつかるたび、湿った肉の音が部屋に響き、彼女の体がベッドの上でわずかに滑った。理佐の体は男の予測不可能なリズムに翻弄され、彼女の内部を擦る男の熱が、鋭い快感の波を次々と生み出した。男の汗が彼女のネグリジェに滴り落ち、シルクを湿らせ、彼女の肌に熱い感触を残した。理佐の指はシーツを握り潰し、爪が布地に食い込み、彼女の喘ぎ声は高まり、「気持ちいい！ もっと！」と悦びの言葉を叫んだ。その声は部屋に響き渡り、健太の耳に突き刺さった。男は理佐の叫びを聞きながら、彼女の背中に手を回し、ネグリジェの生地を引っ張って背中を反らせると、彼女の喘ぎがさらに大きくなった。健太の顔が怒りと絶望に歪む中、男の目は理佐の苦悶と快楽に歪む顔を貪欲に観察し、彼女の反応に満足げな笑みを浮かべた。
男が射精する瞬間、彼は理佐の腰を両手で強く引き寄せ、自身の全てを彼女の内部に注ぎ込むように、最後の深い突き入れを行った。男の体が一瞬震え、荒々しい息遣いが短い唸り声に変わった。彼の熱が理佐の内部に奔流のように広がり、脈打つ感覚が彼女の体の奥深くに響いた。男の指がネグリジェの裾を強く握り、彼女の腹部に圧をかけるように力を加えながら、自身の動きを終えた。理佐の体は男の熱に貫かれ、婚約者の見ている前で全身が熱い震えに包まれた。彼女の内部は男の脈動に合わせて収縮し、快感の波が下腹部から全身に広がった。理佐の太ももは無意識に震え、彼女の体はベッドの上で揺れ、快楽の余韻に浸った。健太の視線が突き刺さる中、理佐の心は男の熱に支配された女としての悦びで満たされていた。それは、健太との愛を完全に裏切った瞬間を超越し、男に求められることの幸福感に溺れる感情だった。理佐の目は半開きになり、焦点を失ったまま男の肩を見つめ、彼女の唇からはかすかな吐息が漏れ続けた。彼女の体は男の熱を受け入れ、女としての本能が呼び覚まされた瞬間だった。健太の存在は、彼女の意識の中で遠く霞み、男の勝利と愛だけが鮮明に刻まれた。
男は満足げに理佐を見下ろし、健太の前で彼女を抱きしめた。彼の目的は、理佐を健太から完全に引き剥がし、自分の勝利を刻み込むことだった。男の手が彼女の胸を強く握り潰し、指がネグリジェのレースを破るほど圧をかけた。健太の顔が怒りと絶望に歪むのを見ながら、理佐の心は男の熱に支配され、過去の罪悪感すら消え去っていた。理佐は男の腕の中で、自分の新しい人生を受け入れ、健太の存在が遠ざかっていくのを感じていた。部屋には、男の荒々しい息遣いと、理佐の抑えきれない喘ぎ声、そしてネグリジェの薄い生地が擦れる微かな音だけが響き合い、朝の光が二人の汗に濡れた肌を照らしていた。
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