第一章：潜入の決意
谷口有紀は、普段は交通課で違反取り締まりを担当する婦警だ。身長は158センチと小柄だが、制服に包まれた引き締まった体躯と、きりっとした目つきが彼女の意志の強さを物語っている。黒髪をポニーテールにまとめ、ヘルメットを被ってバイクに跨る姿は、同僚たちからも「カッコいい」と評判だった。しかし、その日、有紀はいつもの制服ではなく、いかにも人妻らしい白いブラウスと紺のフレアスカートに身を包み、違法風俗店「クラブ・ルナ」の事務所へと足を踏み入れていた。
有紀が潜入捜査を命じられたのは、捜査二課からの特命だった。この店では、新人研修と称して猥褻なビデオを撮影し、それを脅迫材料に女性を働かせているという被害届が複数寄せられていた。証拠を掴むため、有紀は「借金に困った人妻」という設定で面接に臨むことになった。偽装用の履歴書には、夫がリストラされ、サラ金から300万円の借金を抱えていると記載されている。すべてはカバーストーリーだ。だが、心のどこかで、有紀はこの任務が自分の限界を試すものになるのではないかと感じていた。
第二章：面接の罠
「クラブ・ルナ」の事務所は、薄暗い照明とタバコの臭いが漂う狭い部屋だった。壁にはけばけばしいピンクのポスターが貼られ、ソファには古びた革の感触が残っていた。有紀がドアをノックすると、中から低い声が響いた。
「入りな」
現れたのは、40代半ばと思しき男だった。脂ぎった顔に、鋭い目つき。店長を名乗るこの男は、初対面から有紀に不快感を与えた。
「よろしくお願いします」
有紀は緊張を隠し、丁寧に頭を下げた。
「さっそくだけど、この仕事を選んだ理由を聞かせてくれ」
店長はソファにどっかりと腰を下ろし、有紀を値踏みするように見つめた。
有紀は用意していたストーリーを口にした。
「旦那がリストラされて、マンションのローンが払えなくて困ってるんです。仕方なくサラ金から借りたんですが、借金が増えるばかりでもうどうにもならなくて……」
声に少し震えを混ぜ、必死さを演出した。
「それは大変だな。借金は全部でいくらなんだ？」
「サラ金に300万円の借金があって、利息だけでも月10万円は返さないといけないんです」
店長は目を細め、ニヤリと笑った。
「300万か。大金だな。でも大丈夫。この店で稼げばそのくらいすぐ返せるよ。ところで奥さん、不倫したことあるか？」
突然の質問に、有紀は一瞬言葉に詰まった。
「私、不倫は経験ありません」
「でもセックスの相手は旦那だけってことはないよな。結婚前にはそこそこの男遊びはしてたんだろ？」
「はい、まあそうですけど……」
曖昧に答えて言葉を濁す有紀。内心では、この男の品のない質問に苛立ちを覚えていた。
「この仕事はな、毎晩別の男と不倫するようなもんなんだよ。分かるよな？」
「そう言われると、確かにそうですよね」
有紀は平静を装いながら、話題を捜査に繋げようとした。
「それで、ここでは男性にどんなサービスをしてるんですか？」
店長は一瞬目を光らせたが、すぐに笑みを浮かべた。
「一通り普通の風俗店でやってるサービスはだいたいやってもらうよ」
「普通の風俗店でどんなサービスしてるんですか？」
「奥さん、風俗店で働くのは初めてなのか？」
「はい、初めてなんです」
店長の顔に満足げな表情が広がった。
「それはよかった。新人の娘は初心で人気あるからな。後で新人研修するから未経験でも大丈夫だよ」
「新人研修」という言葉に、有紀の胸がざわついた。被害者たちが訴えていた「猥褻なビデオ撮影」が、この研修に含まれている可能性が高い。証拠を押さえるチャンスだ。彼女はさらに踏み込むことにした。
第三章：危険な境界線
「ところで奥さん、フェラチオはお好きですか？」
店長の質問はあまりにも唐突で、有紀は一瞬言葉を失った。婦警としての理性が「ここで引け」と警告を発したが、潜入捜査を続けるためには相手のペースに合わせるしかない。
「はい、大好きです」
嘘をつくしかなかった。声がわずかに震えたが、店長は気づかなかったようだ。
「旦那さんにはいつもフェラチオしてるのか？」
「いいえ、旦那にはしたことないです」
「この商売はな、フェラチオはまずやってもらわないと困るんだよ」
「やっぱりそうですよね」
有紀は平静を装ったが、心臓が激しく鼓動していた。
「大丈夫、ちゃんとやり方教えるから。まずフェラチオの腕前を確かめさせてもらうよ」
「今ですか？」
「もちろん今すぐだ。出来ないなら面接は終わりだよ」
有紀の頭の中で警報が鳴り響いた。いくら潜入捜査とはいえ、容疑者にそんな行為をするわけにはいかない。彼女は決断を迫られた。
「私、失礼して帰らせていただきますね」
席を立ち、ドアに向かおうとした瞬間、店長が素早く動いた。有紀の腕を掴み、力強く引き寄せた。
「おい、待てやがれ。なんのつもりだ？」
抵抗する有紀の体をまさぐる店長の手が、ポケットに忍ばせていた録音機に触れた。次の瞬間、小型の機械が床に転がり落ちた。そこには「捜査二課」のシールが貼られていた。
「なんだこれは？ お前、普通の女じゃねえな。婦警だろう。でなきゃこんなもん持ってるわけねえぜ」
「やめてください！ 逮捕しますよ、放してください！」
有紀は必死に抵抗したが、店長の力は予想以上に強かった。
「とんでもねえ女だ。たっぷりその体に思い知らせてやる」
男は有紀をソファに押し倒し、手際よくロープで縛り上げた。四つん這いの姿勢にされた有紀は、恐怖と屈辱で体が震えた。
「何するんですか！ 私は婦警ですよ、逮捕しますよ！」
有紀の叫びが虚しく響く中、店長は彼女の背後に回り込んだ。太い手が有紀の細い腰を掴み、スカートを乱暴に引き上げると、下着が剥き出しになった。冷たい空気が太ももを撫で、彼女の体が反射的に縮こまった。
「やめて……お願い……」
声が掠れ、涙が頬を伝った。しかし、店長は無慈悲に下着をずらし、有紀の秘部に熱く硬い自身を押し当てた。その瞬間、彼女の体は鋭い衝撃に貫かれた。
最初に感じたのは、焼けるような痛みだった。異物が無理やり侵入し、柔らかな内壁を押し広げる感覚に、有紀の息が詰まった。熱い圧迫感が下腹部を支配し、彼女の体が無意識に抵抗するように締め付けた。店長の荒々しい吐息が首筋に当たり、彼の手が腰をさらに強く引き寄せた。
「最高だぜ。柔らかくて、締めつけてきやがる」
低く唸る声が耳元で響き、有紀の背筋に震えが走った。店長がゆっくりと腰を動かし始めると、痛みは徐々に別の感覚に変わり始めた。熱い摩擦が繰り返されるたび、彼女の内側に疼くような波が生まれた。柔らかな肉が彼の動きに合わせて揺れ、擦れるたびに鋭い電流のような刺激が全身を駆け巡った。
「いや……こんなの……」
理性では拒絶しながらも、体は裏切るように反応し始めた。下腹部から熱い脈動が広がり、太ももが微かに震えた。店長の手が彼女の腰を掴む力が強まり、彼の動きが次第に速さを増すと、有紀の喉から抑えきれぬ声が漏れ出した。
痛みと熱が混じり合い、彼女の意識が霞む中、突然、体の奥深くで何かが弾けた。熱い波が一気に押し寄せ、柔らかな内壁が彼を締め付けるように脈打った。
「逝く、逝く、逝くーーーー」
叫びが部屋に響き渡り、有紀の体が弓なりに反った。頭の中が真っ白に染まり、膝がガクガクと震えた。快感の波が引くたび、彼女の体は汗に濡れ、ソファにしがみつく指先に力がこもった。その瞬間、天井のカメラが冷たく彼女を見下ろしていることに気づき、絶望と悦びが交錯した。
第四章：堕ちる覚悟
行為が終わり、有紀はソファに崩れ落ちた。乱れた髪が汗で顔に張り付き、頬を伝った涙が冷たく感じられた。ブラウスは半分脱げ、スカートは太ももまで捲れ上がったまま。彼女の体はまだ熱を帯び、秘部には鈍い疼きが残っていた。店長は満足げに笑い、カメラのスイッチを切った。
「いいビデオが撮れたぜ。これを公開されたくなければ、この店で働けよ。婦警の仕事はつづけたまま夜客をとるんだ。」
有紀の頭は混乱していた。婦警としての使命感が砕け散り、目の前の現実が彼女を呑み込む。ビデオが公開されればすべてが終わる。しかし、このまま屈すれば、彼女は闇に堕ちるしかない。
挿入された瞬間の感覚が、まだ鮮明に体に刻まれていた。硬い熱が彼女を貫いたときの痛みと、その後に押し寄せた悦びの波。柔らかな内側が彼を締め付け、擦れるたびに熱い電流が走ったあの感覚。理性では拒絶したはずなのに、体が勝手に反応し、絶頂に達した瞬間、彼女は自分を見失っていた。
その悦びは、恐ろしいほど鮮烈だった。太ももが震え、息が乱れ、全身が熱に包まれた瞬間、彼女は婦警としての自分を忘れ、ただの女として感じていた。店長の荒々しい動きに翻弄されながらも、体の奥から湧き上がる快感に抗えなかった。
「どうするんだ、婦警さんよ？」
店長の嘲る声が耳に刺さった。有紀はゆっくりと顔を上げ、涙と汗で濡れた瞳で彼を見つめた。
「私……この店で働きます」
その言葉を口にした瞬間、彼女の中で何かが完全に崩れた。婦警としての誇りも、正義感も、すべてが消え去り、代わりにあの悦びの記憶が彼女を支配した。柔らかな体が再び男たちに差し出される未来を、彼女は静かに、しかし確実に受け入れた。
第五章：新たな自分
事務所を出た後、有紀は薄暗い路地に立ち尽くした。冷たい夜風が汗ばんだ肌を撫で、彼女の体を冷やした。だが、心の中は熱くざわめいていた。店長の言葉が頭の中で反響し、彼女の想像が勝手に膨らみ始めた。
「この店で働く」
その決断を口にした瞬間から、有紀の心は奇妙な期待に支配されつつあった。婦警としての自分をつづけたまま、新たな世界に足を踏み入れる覚悟。それは恐怖でもあり、同時に抑えきれぬ興奮でもあった。
彼女は目を閉じ、これから始まる日々を想像した。毎晩、4、5人の客を取る自分。薄暗い個室で、見知らぬ男たちに体を差し出す姿が脳裏に浮かんだ。男たちの汗ばんだ肌が彼女に触れ、荒々しい息遣いが耳元で響く。1人目は背の高いサラリーマン、2人目は筋肉質な労働者、3人目は脂ぎった中年の男……それぞれが彼女の体を求め、彼女の手や唇を求める。
その想像に、有紀の胸は期待で一杯になった。毎晩、異なる男たちの欲望に応え、彼らの熱を受け止める自分。柔らかな肌が男たちの指に押され、熱い吐息が首筋を濡らす。客が去るたび、彼女の体には新たな感覚が刻まれ、次の男を待つ間、心臓がドクドクと高鳴る。そんな日々が続くのだ。
「私、本当にこんなことができるの？」
一瞬、理性が顔を覗かせたが、すぐに別の想像がそれを押し潰した。客にフェラチオをする自分。店長が言っていた「この商売はフェラチオが基本」という言葉が頭に蘇り、有紀の唇が無意識に震えた。
彼女は目を閉じ、具体的な場面を思い描いた。薄暗い部屋で、男が彼女の前に立ち、ズボンを下ろす。硬く熱いものが目の前に現れ、彼女の手がそれを握る。男の吐息が荒くなり、有紀の唇がそれに触れた瞬間、熱い脈動が伝わってくる。ゆっくりと口に含むと、男の体が震え、彼女の舌がその表面を滑るたび、低い呻き声が漏れる。
その想像に、有紀の喉が熱くなった。唇が男の熱に濡れ、舌が絡まる感覚。自分の手で男を導き、口の中で彼を悦ばせる自分。店長に試されたあの屈辱的な瞬間とは違い、今度は自分が主導権を握るような感覚があった。男たちが彼女の唇に溺れ、彼女の技に喘ぐ姿を想像すると、胸の奥が疼き、期待が膨らんだ。
「私、これがしたかったのかも……」
そんな考えが頭をよぎり、有紀は小さく笑った。この店で、毎晩男たちに奉仕し、その欲望に応える新たな自分がそこにいる。彼女の体はすでにその未来を受け入れ、心もまた、期待に震えていた。
第六章：新人研修
捜査は失敗に終わり、有紀は交通違反の取り締まりの勤務に戻った。昼間、婦警として制服に身を包み、毅然と職務をこなす彼女だったが、その裏で生活は一変していた。夜になると、有紀は「クラブ・ルナ」で働き始めた。
最初の数日は、店長による「新人研修」が待っていた。研修初日、有紀は狭い個室に連れ込まれ、店長の視線が彼女の全身を舐めるように這うのを感じた。「まずは体の見せ方からだ」と彼は低い声で告げ、彼女に渡された衣装は黒いレースのランジェリーと膝上までしかない短いスカートだった。薄い布は肌にぴったりと張り付き、彼女が身に纏うと乳房の柔らかな曲線が透けて浮かび上がり、腰のくびれが扇情的に強調された。鏡に映る自分の姿を見た瞬間、有紀は息を呑んだ。婦警の制服を着た凛とした自分とはまるで別人??淫靡で挑発的な女がそこに立っていた。それでも彼女は唇を噛み、覚悟を決めた。
研修は実践的で、容赦なかった。店長は有紀をソファに座らせ、「客をその気にさせる動き」を教え込んだ。膝を軽く開き、胸をわずかに突き出すよう命じられ、彼女がぎこちなく従うと、「もっと自然に、色っぽく」と彼は繰り返した。店長の太い指が彼女の肩を押さえ、腰に手を這わせて姿勢を矯正するたび、汗ばんだ掌の感触が肌にまとわりつき、有紀の背筋に冷たい震えが走った。次に「手の使い方」を教えると称して、彼は自分の太腿に彼女の手を導き、「こういう風に撫でるんだ」と指を絡ませて動かさせた。彼女の細い指先が彼のざらついた肌を滑るたび、店長の息が熱く荒くなり、有紀は喉の奥でこみ上げる嫌悪感を飲み込んだ。
「言葉遣い」も厳しく叩き込まれた。「お客さんが喜ぶ甘い声を聞かせてみろ」と命じられ、有紀は羞恥に震えながら「ねえ、どうしてほしい？」と囁いた。声が小さすぎると叱られ、何度もやり直しを強いられるうち、彼女の喉はかすかに震え、頬が熱を持った。店長は満足そうに頷き、「その調子で体を寄せれば完璧だ」と言い、彼女の顎を指で持ち上げて顔を近づけてきた。タバコと汗が混じった生臭い息が彼女の鼻腔を満たし、有紀は唇を固く結んで吐き気を堪えた。
研修二日目日、店長は彼女の前にどっかりと腰を下ろした。「客を喜ばせるには、フェラチオの基本を覚えなきゃならん」と低い声で告げた後、彼は躊躇なくズボンを下ろし、硬く膨張した自身を露わにした。「まずはこれを口でやってみろ」と命令された瞬間、有紀の心臓が激しく脈打った。婦警としての誇りが頭をよぎったが、脅迫ビデオの存在がそれを押し潰し、彼女に選択肢はないことを思い知らせた。
有紀は膝をつき、冷たい床の感触が素肌に伝わるのを感じながら、震える手で店長の太ももに触れた。目の前にそびえる男性のそれに、彼女の瞳が一瞬揺れた。皮膚の表面に浮かぶ血管、熱を帯びた先端から漂う微かな匂い。初めての近さに戸惑いながらも、彼女は意を決して唇を近づけた。口を開き、恐る恐るそれを咥えると、温かく脈打つ感触が舌に伝わり、彼女の息が一瞬止まった。店長が低い唸り声を漏らし、「もっと舌を使え。吸うんだ」と指示してきた。
有紀は言われた通りに舌を動かし始めた。最初はぎこちなく、先端を軽く舐めるだけだったが、店長の手が彼女の後頭部に置かれ、強引にリズムを刻まれると、彼女はそれに合わせざるを得なかった。唇を窄め、口全体で包み込むようにすると、硬い感触が口腔を満たし、唾液が溢れて彼女の口角から滴り落ちた。舌を絡ませ、先端を軽く吸うたびに、店長の太ももが微かに震え、荒々しい息遣いが部屋に響いた。彼女の手は無意識に彼の太ももを握り、指先に力を込めながら安定を求めた。
口の中で感じる熱と脈動が、次第に彼女の感覚を支配していった。喉の奥に押し込まれるたび、軽い嗚咽が漏れそうになるのを堪え、彼女は懸命に呼吸を整えた。唇を滑らせ、舌を這わせる動作が繰り返されるうちに、彼女の動きは自然と滑らかさを増していった。唾液が絡み合い、湿った音が静かな個室に響くたび、有紀の胸に奇妙な高揚感が広がった。初めてのフェラチオだったが、恐怖や嫌悪が薄れ、代わりに自分が相手を掌握しているような感覚が芽生えたのだ。
店長が「いいぞ、その調子だ」と呟き、彼女の髪を掴んでさらに深く押し込んだ時、有紀の喉が締まり、一瞬息が詰まった。だが、その瞬間、彼女の身体に電流のような震えが走った。自分が与える刺激で相手が反応し、声を上げ、身体を震わせる。その支配的な感覚が、婦警として生きてきた彼女の知らない自分を引きずり出した。唇を強く締め、舌を巧みに動かし、喉の奥まで受け入れるたびに、彼女の心は驚きと喜びで満たされていった。「もっと上手くなりたい」という思いが湧き上がり、それが彼女を新たな世界へと引き込んでいった。
3日目の研修では、店長が「実演」をさらに過激に進めた。薄暗い部屋で彼は客役となり、有紀に膝の上に跨るよう指示した。スカートの裾が捲れ上がり、黒いレースのランジェリーが薄光に照らされて彼女の白い肌を際立たせた。店長の手が背中を滑り、腰を掴んで軽く揺さぶりながら、「こういうリズムで動け」と指導した。彼女の体が揺れるたび、レースの布が肌に擦れてかすかな音を立て、乳房が微かに揺れて布地にその形を刻んだ。店長の目は欲望に濁り、喉の奥から唸るような吐息が漏れた。だが、それで終わりではなかった。
店長は突然立ち上がり、有紀をソファに押し倒した。「ここまで来たら、最後まで教え込んでやる」と彼は呟き、彼女の膝を強引に割り開いた。有紀は反射的に抵抗しようとしたが、脅迫ビデオの記憶が頭をよぎり、力が抜けた。店長の手がランジェリーの縁に掛かり、薄い布をずらすと、彼女の秘部が冷たい空気に晒され、太腿の内側に微かな震えが走った。店長はズボンを下ろし、欲望に膨張した自身を露わにすると、熱く硬い先端を彼女の柔らかな入り口に押し当てた。有紀は目を閉じ、歯を食いしばり、全身を硬直させた。
挿入された瞬間、店長が腰を一気に突き入れると、有紀の下腹を鋭い痛みが貫いた。彼女の内壁が彼の太さを受け入れるため無理やり押し広げられ、熱い圧迫感が体の中心を埋め尽くした。秘部から伝わる異物感は焼けるように生々しく、彼女の太腿が反射的に締まり、爪がソファの革に食い込んだ。店長の汗ばんだ体が彼女に覆い被さり、湿った肌が彼女の胸に密着するたび、レース越しに乳首が擦れて鋭い刺激が走った。彼女の呼吸は浅く乱れ、喉の奥から漏れるかすかな呻きが抑えきれなかった。店長の動きが始まると、彼女の内壁が彼のリズムに合わせて収縮し、熱と摩擦が混じり合って下腹に重い疼きを生んだ。痛みと屈辱が交錯する中、有紀の意識は現実から遠ざかり、ただその感覚に耐えるしかなかった。
だが、店長の荒々しい腰使いが続くうちに、有紀の体は予期せぬ反応を示し始めた。悦びを感じる瞬間が訪れたのは、彼の動きが一定のリズムを刻み始めたときだった。彼女の秘部が彼の硬さに慣れ始めると、痛みが薄れ、代わりに熱い波が下腹から背筋を這い上がった。内壁が彼を締め付けるたび、微かな痺れが彼女の神経を刺激し、太腿の内側が熱く湿り気を帯びた。店長の手が彼女の腰を強く掴み、角度を変えて深く突き上げると、鋭い快感が彼女の核心を貫いた。彼女の唇から漏れる吐息は、抑えようのない甘い響きを帯び、喉の奥で震える声が自分でも信じられないほど淫らに聞こえた。乳房が彼の胸に押し潰され、尖った頂が擦れるたび、電流のような愉悦が全身を駆け巡り、彼女の指先が無意識に彼の背中に食い込んだ。
店長の腰が彼女の骨盤に打ち付ける音が部屋に響き、汗と熱が混じり合って二人の肌が滑り合った。有紀の体は彼のリズムに完全に支配され、内側から湧き上がる快楽の波に翻弄された。彼女の意識は屈辱と怒りを押し殺しつつも、肉体が裏切るように悦びに震えた。店長が低く唸り、最後に激しく突き上げた瞬間、熱い脈動が彼女の内部に広がり、有紀の体は反射的に痙攣した。絶頂の余韻が彼女を包み、太腿の震えが止まらず、秘部から溢れる熱い感覚に彼女は目を閉じたまま息を乱した。
行為が終わり、店長が満足げに彼女を見下ろしたとき、彼は不意に薄笑いを浮かべながら言った。「お前、気づかなかっただろうが、この部屋にはカメラが仕掛けてある。全部撮ってあるんだよ、この3日間の研修がな。」有紀は一瞬、言葉の意味を理解できず、呆然と彼を見上げた。店長はポケットから小型のリモコンを取り出し、部屋の隅に隠されたモニターを点けた。そこには、彼女が膝の上で揺れ、ソファに押し倒され、喘ぎながら体を震わせる姿が鮮明に映し出されていた。彼女の羞恥と快楽に歪む顔、汗に濡れた肌、乱れたランジェリー??すべてが無慈悲に記録されていた。店長がリモコンを操作すると有紀が悦びに満ちた顔で店長にフェラチオする様子も映し出された。新人研修の様子をビデオに撮影されて脅されたという被害者の訴えは本当だったのだ。
「お前がどんな気分だろうが、もう逃げられねえよ。このビデオをネットに流されたくなければな。」店長の声は冷たく、彼女の心に突き刺さった。有紀の体はまだ快感の余韻に震えていたが、頭の中は急速に冷えていくのを感じた。最初の面接でのビデオに加え、この研修の記録が彼の手に握られた今、彼女に選択肢はなくなった。店長に逆らうことは、自分の人生を完全に破壊することに等しい。有紀は目を閉じ、深く息を吐いた。そして、心の中で静かに覚悟を決めた??もうこの男には絶対に逆らえない。
行為の後の静寂の中、汗に濡れた髪が額に張り付き、乱れたランジェリーが肌に食い込んだまま、有紀は放心したように横たわっていた。体に残る快感の残響と、拭い去れない汚辱感が交錯し、心の奥で燻る怒りはさらに深く押し込められた。彼女はかつての婦警としての誇りを遠くに感じながら、ただ静かに息を整えた。
第七章：最初の客
次の夜、店長が薄笑いを浮かべて言った。
「今夜から客を取れ。最初の客は俺が選んだ。お前なら気に入るよ」
有紀の胸が激しく高鳴った。想像していた瞬間が現実となり、緊張と期待が体中を駆け巡った。彼女は店の奥にある個室に案内された。薄いカーテンで仕切られた狭い部屋は、湿った空気が漂い、タバコと甘ったるい香水の匂いが混じり合っていた。壁には薄汚れたシミが浮かび、ベッドにはシワだらけのシーツが無造作に敷かれていた。彼女はその部屋の隅に立ち、深呼吸して心を落ち着けようとした。
ドアが軋む音とともに開き、有紀の体がビクリと跳ねた。入ってきたのは、30代後半と思しき男だった。背が高く、スーツのジャケットを脱ぎ、白いシャツの袖を無造作にまくった姿からは、仕事帰りの疲れが滲み出ていた。短く刈った髪に汗が光り、顎にはうっすらと髭が伸びていた。男は有紀を一瞥し、口元に緩い笑みを浮かべた。
「新人さんか。よろしくな」
声は低く、少し掠れていた。有紀は喉が乾くのを感じながら、ぎこちなく微笑んで頭を下げた。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
婦警としての冷静さは消え、ただ緊張に震える女がそこにいた。
男がベッドの縁に腰を下ろすと、有紀はゆっくりと近づいた。店長に教わった手順が頭をよぎる。まず軽く会話をし、相手をリラックスさせる。それから体を寄せ、奉仕を始める。彼女は男の隣に腰を下ろし、膝が触れる距離で言葉をかけた。
「今日はお仕事の後ですか？」
「ああ、そうだよ。疲れてるからさ、癒してくれよ」
男の手が自然に有紀の太ももに伸び、指先がスカートの裾をなぞった。冷たい指が温かい肌に触れ、彼女の体が一瞬硬直した。だが、すぐに覚悟を決め、男の肩に手を置いた。首筋に顔を近づけると、汗と微かなコロンの匂いが鼻腔をくすぐった。男の肌はほのかに熱を帯び、シャツ越しに硬い肩の感触が伝わってきた。
男の手が有紀の背中に滑り込み、ランジェリーの細い紐を器用にほどいた。薄いレースが肩から落ち、彼女の柔らかな乳房が露わになると、男の目が一瞬輝いた。淡いピンクの先端が空気に触れ、冷たさに硬く尖った。
「いい体してるな」
呟きながら、男の太い指が彼女の胸の丸みをなぞった。柔らかな肉が指先に押され、軽く摘まれた先端から鋭い感覚が走った。有紀の喉から小さな吐息が漏れ、背筋がゾクゾクと震えた。緊張が熱に変わり、下腹部に疼くような波が生まれた。
「私、初めてなんです……優しくしてくださいね」
目を伏せて囁くと、男が低く笑った。
「初めてか。なら、俺がじっくり教えてやるよ」
男の手が有紀の肩を押さえ、彼女をベッドに仰向けに倒した。スカートが捲れ上がり、太ももが冷たい空気に晒された。男の指が内側を這い上がり、下着の縁に触れると、彼女の息が浅くなった。薄い布がゆっくりと下ろされ、剥き出しになった秘部に男の視線が突き刺さった。有紀の頬が熱くなり、羞恥と期待が交錯した。男が膝を押し広げ、自身を彼女に近づけた瞬間、彼女の体に熱い衝撃が走った。
男の硬く熱いものが、有紀の柔らかな入り口に触れた。最初は軽い圧迫感だったが、男が腰を押し進めると、熱い塊が彼女の内側をゆっくりと押し開いた。柔らかな肉が広がり、狭い空間を無理やり占領する感覚に、有紀の息が詰まった。熱い先端が内壁に擦れ、微かな痛みが走ったが、それはすぐに溶けるような感覚に変わった。彼女の体が無意識に抵抗するように締め付けると、男が低く唸った。
「締まるな……いい感じだ」
男の声が耳に届き、有紀の太ももが微かに震えた。熱いものがさらに奥へ滑り込むと、彼女の内側が彼の形に合わせて膨張し、湿った感触が広がった。柔らかな肉が彼に密着し、脈打つような熱が下腹部に溜まった。シーツを握る手が汗ばみ、彼女の喉から掠れた吐息が漏れた。
「あっ……んっ……」
痛みは一瞬で消え、代わりに熱い摩擦が彼女を包んだ。男が腰を引いて再び押し込むと、柔らかな内壁が彼を包み込むように動き、濡れた音が静かに響いた。彼女の体が熱に慣れるにつれ、締め付ける力が緩み、代わりに熱い脈動が体の奥から湧き上がった。
男が動きを続けると、有紀の体は徐々に彼のリズムに順応し始めた。硬いものが内側を擦るたび、鋭い感覚が下腹部から背筋へと駆け上がり、彼女の腰が自然と浮いた。柔らかな肉が彼に押され、熱い摩擦が繰り返されるたび、体の奥で疼くような波が生まれた。男の手が彼女の腰を強く掴み、深く突き入れると、彼女の胸が揺れ、汗が首筋を伝った。
「気持ちいいだろ？」
男の掠れた声に、有紀は目を閉じて小さく頷いた。嘘ではなかった。熱いものが彼女の奥を突くたび、柔らかな内壁が締め付けるように反応し、熱い脈動が全身を支配した。男の動きが速さを増すと、彼女の体が熱に溶けるような感覚に襲われた。太ももが震え、膝が内側に寄り、シーツを握る指先に力がこもった。
「はぁっ……あぁ……」
甘い吐息が漏れ、唇が震えた。男の荒々しい息遣いが耳元で響き、汗ばんだ肌が彼女に擦れた。熱いものが彼女の奥を突き上げ、柔らかな肉が彼を締め付けるたび、熱い波が下腹部から胸へと広がった。男の手が彼女の乳房を強く揉み、指が硬く尖った先端を摘むと、鋭い快感が全身を貫いた。
快感が頂点に近づくにつれ、有紀の体が熱に包まれた。体の奥で熱いものが膨らみ、柔らかな内壁が彼を締め付けながら脈打った。男がさらに深く押し込み、動きを激しくすると、彼女の意識が一気に限界を超えた。熱い脈動が下腹部で爆発し、全身が痙攣するように震えた。背筋が弓なりに反り、太ももがガクガクと揺れた。
「ああっ……逝くっ……逝くっ……！」
叫びが部屋に響き、有紀の頭の中が真っ白に染まった。柔らかな肉が彼を締め付け、熱い波が何度も押し寄せた。膝が震え、爪先がシーツに食い込み、体の奥から溢れる快感に彼女は完全に呑み込まれた。男もまた低く唸り、彼女の中で熱いものを解放した。濡れた感触が内側に広がり、彼女の体がその余韻に震えた。
行為が終わり、男がベッドから立ち上がった。有紀はぐったりと横たわり、汗に濡れた体がシーツに沈んだ。乱れた髪が顔に張り付き、息がまだ整わなかった。秘部には熱い疼きが残り、太ももに湿った感触が広がっていた。男は満足げに笑い、服を整えて部屋を出た。
「また来るよ、新人さん」
ドアが閉まる音が響き、有紀は天井を見つめた。最初の客を取った瞬間、彼女の中で何かが完全に変わった。婦警としての誇りは薄れ、快感に震える体だけが現実だった。彼女は目を閉じ、次の客を待つ自分を想像して、かすかに微笑んだ。
第八章：二重の人生と悦び
「クラブ・ルナ」で働き始めてから数ヶ月が過ぎ、有紀の生活は一変していた。昼間は交通違反の取り締まりをする婦警として、制服に身を包んで勤務した。だが夜が訪れると、彼女は別の顔を見せる。黒いレースのランジェリーと短いスカートに着替え、薄暗い個室で男たちを待つ女へと変貌した。
最初は、この二重生活に戸惑いと罪悪感が渦巻いた。婦警としての正義感と、風俗店での行為が頭の中で衝突し、眠れない夜もあった。だが、やがてその生活に慣れ、昼と夜の自分を切り離して考える術を身につけた。昼間は法を執行する者として、夜は男たちの欲望に応える者として。どちらも彼女の一部であり、どちらも否定できない現実だった。
毎晩、4、5人の客を取る日々が続いた。サラリーマン、労働者、中年の経営者、若い学生――客層は様々だったが、彼らに共通するのは、有紀の体と奉仕を求める熱い眼差しだった。彼女はその視線に最初は怯え、次に慣れ、やがて悦びを見出すようになった。男たちが彼女の柔らかな肌に触れ、熱い吐息を漏らし、彼女の手や唇に溺れる瞬間が、彼女の心に深い充足感をもたらした。
彼女はこの数ヶ月の生活を振り返った。そして、初めて客にフェラチオをした夜の記憶が鮮やかに蘇った。
それは最初の客を取った数日後のことだった。店長から「フェラチオは基本だ」と教えられていたが、実際に客に施すのはその夜が初めてだった。相手は若い男で、緊張した様子で彼女の前に立った。ズボンを下ろすと、硬く熱いものが目の前に現れ、有紀の手がそれを握った。男の視線が彼女の顔に注がれ、期待と緊張が混じった吐息が聞こえた。「お願い……やってくれ……」
その言葉に押され、有紀は覚悟を決めた。唇を近づけると、ほのかな汗と体温の匂いが鼻腔をくすぐった。柔らかな先端に舌が触れた瞬間、男の体がビクリと跳ね、低い呻き声が漏れた。熱いものが彼女の舌に触れ、微かな塩味が口内に広がった。彼女はゆっくりと口に含み、唇で包み込むと、男の硬さが彼女の口の中で膨張する感覚が鮮明に伝わった。
舌を滑らせると、熱い表面が彼女の動きに反応し、脈打つリズムが唇に響いた。男の手が彼女の髪に絡まり、指先が頭皮を軽く掻くように動いた。彼女の口の中が熱と湿り気で満たされ、舌が絡まるたび、濡れた音が静かに部屋に響いた。男の吐息が荒くなり、喉から漏れる声が低く掠れた。
「気持ちいい……すげぇ……」
その声に導かれ、有紀は動きを少し速めた。唇が彼をしっかりと包み、舌先で先端を軽く刺激すると、男の体が震え、腰が微かに浮いた。熱いものが彼女の口の中でさらに硬くなり、脈動が強まった。彼女の手が男の根元を支え、指が熱い肌に触れるたび、男の体が反応して震えた。彼女の喉の奥に熱が広がり、唇が濡れて滑る感覚に、初めての興奮が胸を満たした。
男の息遣いがさらに荒々しくなり、手が彼女の頭を押さえつけるように力を込めた。彼女は抵抗せず、彼のリズムに合わせて動いた。口の中で熱いものが膨張し、舌がそれを包み込むたび、男の呻き声が高まった。彼女の唇が彼を締め付けるように滑り、唾液が混じった熱い感触が口内に広がった。そして突然、男の体が硬直し、喉の奥に熱いものが溢れた。
「うっ……出るっ……！」
男の声が響き、熱い脈動とともに、彼女の口に濃厚な液体が流れ込んだ。一瞬驚いたが、有紀はそれを飲み込み、唇を離した。男の体が脱力し、ベッドに崩れ落ちるように座った。満足げな表情で息を整える男を見た瞬間、彼女の心に深い悦びが広がった。
初めてした客へのフェラチオは、彼女に衝撃と喜びを与えた。男を自分の手と唇で導き、彼の欲望を満たすことで得られる感覚。熱いものが口の中で脈打ち、彼女の動きに反応するたび、彼女は自分が彼を支配し、同時に彼に奉仕している実感を抱いた。唇が濡れ、舌が絡まる感触、男の震える体と荒々しい吐息――そのすべてが、彼女に生きている実感と深い充足感をもたらした。あの瞬間、彼女は自分が男を悦ばせる力を持っていることを知り、心の奥で熱い喜びが芽生えた。
昼間、婦警として交通違反の取り締まりをする自分。夜、風俗嬢として男たちに奉仕する自分。どちらも彼女であり、どちらも彼女を満たしていた。特に夜の時間が、彼女に深い喜びを与えていた。男たちの熱い視線が彼女の肌に触れ、手が彼女の体を求めるたび、彼女は自分の存在を強く感じた。唇で彼らを導き、柔らかな体で彼らを抱きしめ、熱いものを自分の中に受け入れる瞬間――そのすべてが、彼女に深い満足感をもたらした。そして、初めて客にフェラチオをしたあの夜のように、男を悦ばせるたび、彼女の心は熱く震えた。
「風俗で働いて、本当によかった」
その思いが、有紀の胸に自然と湧き上がった。婦警としての正義感は今も生きていたが、それと同じくらい、夜の仕事が彼女を満たしていた。男たちに奉仕するたび、彼女は自分の価値を見出し、体の奥から湧き上がる快感に素直に身を委ねていた。初めてフェラチオで客の男を悦ばせたあの瞬間が、彼女に新たな道を示し、今の自分を形作っていた。
2.振り込め詐欺の電話を受けて、騙された振り作戦で犯人をおびき出した有紀。逮捕しようとしたが男の力にはかなわない<< ページトップ >>4.ベランダに干してある下着を見て訪ねて来た偽警官。生下着を渡して現行犯逮捕しようとするが大失敗。
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