第一章：不意の訪問者
谷口有紀は、非番のこの日を待ち望んでいた。婦人警察官として日々街の治安を守る彼女にとって、予定のない日は貴重な休息の時間だった。古いアパートの一室で、朝から掃除に精を出していた彼女は、埃っぽい空気を払うように窓を開け放ち、春の柔らかな風を部屋に招き入れた。掃除機のモーター音が響く中、彼女の動きは軽やかで、普段の制服姿からは想像できないほどリラックスしていた。薄手の白いTシャツとデニムのショートパンツが、彼女のしなやかな肢体をさりげなく際立たせていた。
その時、玄関のチャイムが鳴り響いた。有紀は手を止め、埃まみれの指をエプロンで拭きながら眉をひそめた。「こんな時間に誰？」とつぶやき、軽い警戒心を抱きつつ玄関へ向かった。婦警としての勘が、知らない訪問者に対して自然とスイッチを入れる。
ドアを開けると、そこには見知らぬ男が立っていた。30代半ばと思しきその男は、黒いスーツに身を包み、手に小さな革製の鞄を提げていた。整った顔立ちに柔和な笑みを浮かべ、どこか胡散臭いほどの親しげな雰囲気を漂わせていた。「いやぁ、奥さん、お綺麗ですね。女優さんかと思いましたよ。」男の声は低く、甘い響きが耳にまとわりついた。
有紀は一瞬たじろいだが、すぐに冷静さを取り戻した。「なんの御用でしょうか？」と、職業柄の事務的な口調で切り返す。
男はにっこり笑い、鞄を軽く持ち上げた。「谷口さん、肌がとっても綺麗ですね。そんな谷口さんにぴったりの化粧品があるんですよ。」
その言葉に、有紀の脳裏に最近の事件が浮かんだ。化粧品のセールスマンを装い、主婦を言葉巧みに誘い込み、猥褻な行為に及ぶ男の存在。被害者の証言では、無料のマッサージやサンプルを餌に信頼を勝ち取り、行為に及ぶ手口が共通していた。「もしかして、この男が…？」と疑念が膨らむ。ひとまず話を聞き、様子を見ることにした。
「近所の奥さんでも、ここの化粧品を使っている方は多いんでしょうか？」彼女は穏やかに尋ね、犯人が近隣を回っているのか探りを入れた。
「もちろんですよ。近所でも大評判で、皆さんお買い上げいただいております。」男の答えは自信満々で、まるで台本を暗唱するようだった。
有紀の疑念が確信に変わった。「怪しい。この男が犯人だ。」婦警としての使命感が燃え上がり、彼女は決意した。「尻尾をつかんで、必ず逮捕する。」
第二章：化粧品の誘惑
「どんな化粧品ですか？」有紀は興味を装って尋ねた。内心では、男の行動を観察し、次の手を予測していた。
男は目を輝かせ、鞄から小さな白と金の容器を取り出した。「いまテレビで宣伝中のドモホルンリンクルってご存知ですよね。」彼は容器を有紀の目の前に並べ、指で一つ一つを示しながら説明した。その指先は意外にも細く、爪が整えられていて清潔感があった。
「すみません、私あまりテレビ見ないので。」有紀は首を振った。実際、仕事に追われる日々で、テレビを見る余裕などなかった。
男は少し残念そうに笑ったが、すぐに持ち直した。「このクリームで肌のマッサージをすれば、もっと綺麗な肌になりますよ。」彼の声には誘うような響きがあった。
「でも、お高いんでしょう？」有紀は値踏みするように尋ね、男の反応を試した。
「今はキャンペーン期間中なので、サンプルが無料なんです。」男は得意げに答えた。「その上、体験マッサージも無料でご奉仕させていただいております。」
その言葉に、有紀の背筋が凍った。「マッサージ…これが手口だ。」事件の報告書と一致するパターン。無料のマッサージを口実に猥褻な行為に及ぶ――彼女の頭の中でピースが繋がった。
「近所の奥さんにもマッサージをなさっているんですか？」彼女はさらに探りを入れた。
「もちろんですよ。マッサージで肌が綺麗になったと、皆さんに喜ばれてます。」男の口調は滑らかで、疑念を払拭するような自信に満ちていた。
「マッサージは名目でしかない。この男が犯人だ。」有紀は確信を深め、決断を下した。「マッサージを受け入れて、変なことをしたら現行犯逮捕する。」
「マッサージ、やっていただけるんですか？」彼女は柔らかい声で尋ね、男を油断させようとした。
男の顔が輝いた。「もちろん、今すぐここで体験マッサージをさせていただきます。」彼は鞄を床に置き、「そこに横になって頂けますか？」と促した。
有紀は玄関を見回した。狭い空間に靴箱と傘立てしかない場所でマッサージは無理だ。「寝室に来ていただけますか？その方がやりやすいでしょう。」彼女は自然に提案し、内心では寝室で決定的な証拠をつかむ計画を立てていた。
男は一瞬驚いたが、すぐに頷いた。「その方がよろしいかと思います。」
第三章：寝室での緊迫
有紀は男を寝室に案内した。小さな部屋にはシングルベッドと木製の机があるだけ。薄い花柄のカーテン越しに差し込む陽光が、ベッドの白いシーツに淡い影を落としていた。彼女はベッドに腰掛け、マッサージがしやすいように頭を足元にし、ゆっくりと横になった。ショートパンツから伸びる白い太ももが無防備に露わになり、男の視線を感じた瞬間、彼女の胸に奇妙なドキドキが走った。婦警としての冷静さと、女としての羞恥心がせめぎ合う中、彼女は深呼吸して気持ちを落ち着けた。
「では、マッサージをさせていただきます。」男はそう言うと、試供品の容器からクリームを指ですくい、有紀のおでこと頬にそっと載せた。冷たいクリームが肌に触れた瞬間、彼女の体が小さく震え、鳥肌が立った。男の指が動き始めると、その滑らかな感触と絶妙な圧力が彼女の緊張を解きほぐした。おでこからこめかみへ、頬から顎へと流れるような動きは、確かにプロの技術を感じさせた。有紀は目を閉じ、気持ち良さに身を委ねそうになりながらも、頭の片隅で警戒を解かなかった。
「谷口さん、結婚してもう何年くらいですか？」男が唐突に尋ねてきた。
有紀は一瞬目を開けたが、すぐに策略を思いついた。独身であることを隠し、人妻のふりをした方が男の本性を暴きやすい。「もう6年くらいですね。」彼女は疲れたニュアンスを込めて答えた。
「お子さんはまだなんですか？」男の質問が続く。
「まだです。」短く返しつつ、次の言葉を待った。
「もうそろそろ子供が欲しいでしょう？」男の声に意味深な響きが混じる。
「そうですね。」曖昧に返しつつ、有紀は男の意図を探った。
「旦那に頑張ってもらわないと、こればっかりはどうにもならないですからね。」男は笑いを含んだ声で言った。
「ええ、まあ。」有紀は適当に相槌を打った。
「どうなんです、旦那はあっちの方はあまり強くないんじゃないですか？」男の質問が一線を超えた。
有紀は内心で舌打ちした。「探りを入れてきたな。」彼女は困ったふりで答えた。「そうなんです、仕事が忙しいらしくて。」
男の目が鋭く光った。「不妊によく効くマッサージがあるんですが、奥さん、やってみませんか？」
その言葉に、有紀の心臓が跳ねた。「これだ。不妊に効果があるマッサージと称して猥褻な行為に及ぶ――事件そのものだ。」彼女は確信した。「この男が犯人だ。」
第四章：官能の淵へ
「そんなマッサージあるんですか？」有紀は驚いたふりを装い、男の次の行動を見極めた。
「セックスしたときの体の反応が良くなるマッサージでね。旦那も喜びますよ。」男の声に下卑た響きが混じる。
「なんで旦那が喜ぶんですか？」有紀は無垢に聞き返した。
「オマ○コの締め付けが良くなるんですよ。オチ○チンをくわえ込んで離さないでね。それで、オマ○コの奥で射精するからすぐに妊娠するんですよ。」その露骨な言葉に、有紀の頬が熱くなり、耳まで赤くなった。理性では反発しながらも、体が勝手に反応し、下腹部に微かな疼きを感じた。
「じゃあ、お願いしますね。」彼女は甘い声で応じ、男を油断させつつ決定的な証拠をつかむ準備をした。
「では、やらせていただきます。」男の指が有紀の太ももに触れた瞬間、彼女の皮膚がピリリと反応した。ショートパンツの裾を軽くめくり、クリームを塗った指が内ももを滑り始めた。冷たい感触が熱い肌に溶け込み、円を描く指の動きにゾクゾクする感覚が背筋を駆け上がった。男の指が下着の縁に触れ、布越しに秘部を軽く押すと、有紀の腰がわずかに跳ね、唇を噛んで声を抑えた。
「奥さん、女性には女性特有のツボがあってね。オマ○コの中にあるんですよ。」男が囁き、下着をずらして濡れた入り口に指を這わせた。「これから指を入れさせていただきますからね。」
「今だ。」有紀は決断した。男の指が秘部に侵入した瞬間、ぬるりとした感触と共に鋭い快感が下腹部を貫き、彼女は素早く体を起こした。「何をするんですか！逮捕します。私は婦警です！」鋭い声が部屋に響いた。
男の顔が凍りつき、すぐに怒りに歪んだ。「うるせえ、さっきから変だと思ってたが、やっぱり婦警か。てめえ、ふざけやがって！」彼は有紀をベッドに押し倒し、その勢いに彼女の息が詰まった。男の指が再び秘部に侵入し、巧みに内壁を擦ると、熱い波が全身を包み、「ああぁん、だめ、何これ…」と声が漏れた。快感に体が震え、力が抜けて抵抗する意志が薄れていく。
「婦警の癖しやがって、男が欲しくてたまらないんだろう。今すぐ気持ちよくさせてやるぜ。」男の声に勝利の響きがあった。
「だめ、いけません。お許しください、逮捕しますからね。」有紀は抗議したが、声は震え、力が入らない。
「つべこべ言うんじゃねえ、もうびしょ濡れじゃねえか。一発ぶち込んで欲しいんだろう。『ぶち込んでください』って言うんだ。」男の指がさらに深く入り、敏感な点を執拗に刺激すると、有紀の腰が跳ね、熱い蜜が溢れ出した。理性が崩れ落ち、彼女は屈した。「おねがい、ぶち込んでください…」婦警としてのプライドが砕け、女としての欲望が溢れ出した。
男は満足げに笑い、有紀の足首をつかんで肩まで引き上げた。ショートパンツと下着が一気に剥ぎ取られ、露わになった秘部が空気に触れてヒクヒクと震えた。彼女の白い太ももが陽光に照らされ、汗と蜜で濡れた肌が妖しく光った。男はズボンを下ろし、硬く膨張した自身を彼女の入り口にあてがった。熱い先端が濡れた花弁を押し分け、ぬるりと触れる感触に有紀の体が小さく跳ねた。
「いくぜ。」男が低い声で呟き、腰を沈めた瞬間、熱く太い塊が彼女の中を押し広げた。入り口が限界まで拡げられ、硬い肉が内壁を擦りながら奥へと侵入する感覚に、有紀の背中が弓なりに反った。「ああ、すごいの、本当に入ってる…」彼女の声は震え、喉の奥から絞り出された。熱い圧迫感が下腹部を満たし、秘部が彼を締め付けるように脈打った。挿入の衝撃に、彼女の太ももが震え、シーツを握る指先に力がこもった。男の先端が最奥に届いた瞬間、鋭い快感が子宮まで響き、有紀の口から「あぁっ」と短い叫びが漏れた。体が熱くなり、頭の中が白く霞む中、彼女は自分が完全に支配されたことを感じた。
男は彼女の反応を見ながら、ゆっくりと腰を動かし始めた。ぬるりとした摩擦が内壁を擦り、熱い脈動が彼女を貫くたびに、有紀の体が自然と揺れた。「ああん、だめー、すごすぎる…」声が抑えきれず、喘ぎが部屋に響いた。男の動きに合わせて秘部が締まり、彼をさらに深く飲み込む感覚に、彼女の意識が快楽に飲み込まれそうになった。
「いいオマ○コだぜ、よく締まって最高だぜ。」男は動きを激しくし、深いストロークで彼女を責め立てた。肉がぶつかる湿った音と、有紀の喘ぎ声が交錯し、部屋が淫靡な空気に包まれた。男の腰が彼女の太ももに打ち付けられるたび、熱い波が全身を駆け巡り、秘部から溢れる蜜がシーツを濡らした。彼女の内壁が彼を締め付け、熱い脈動が下腹部で膨張する感覚に、有紀は完全に支配された。
男の動きがさらに加速し、硬い先端が最奥を突くたびに、鋭い快感が脳天まで突き抜けた。「ああぁ、あん、だめ…」有紀の声は切れ切れになり、シーツを握る手が震えた。体が熱く溶けそうになり、秘部が彼を締め付けるたびに、快楽の波が押し寄せた。男の腰が一気に強まり、奥まで押し込まれた瞬間、彼女の体が激しく跳ねた。子宮の奥で熱い脈動が爆発し、全身が電流に打たれたように震えた。
「逝く、もうだめ、逝く逝く――」有紀の叫びが部屋に響き、快感の頂点が彼女を襲った。秘部が痙攣し、彼を締め付ける力が極限まで高まった瞬間、熱い蜜が溢れ出し、太ももを伝ってシーツに染みが広がった。頭の中が真っ白になり、視界が光に包まれる中、全身が波打つように震え続けた。悦びの余韻に体が弛緩し、彼女はシーツに沈み込んだ。息が荒く、汗に濡れた肌が陽光に輝き、女としての本能が完全に目覚めた瞬間だった。
ページトップ >>2.振り込め詐欺の電話を受けて、騙された振り作戦で犯人をおびき出した有紀。逮捕しようとしたが男の力にはかなわない
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