『制服の裏側』
第一章：潜入の準備
谷口有紀は、普段は街角で交通違反の取り締まりに立つ婦警だった。小柄で華奢な体型に、丸みを帯びた童顔が特徴的で、制服姿の彼女を見たドライバーたちは、時折そのギャップに戸惑うこともあった。だが、有紀の内には、見た目とは裏腹の鋭い観察眼と冷静な判断力が宿っていた。
その日、彼女のもとに上司から一通の指令が届いた。管轄内の古着屋「リサイクル・メモリー」が、裏で違法なビデオの撮影に関与している可能性があるという情報だった。表向きは古着の売買を行う平凡な店だが、裏では女子高生の制服や体操着を高額で買い取り、それを素材にしたアダルトビデオを制作している疑いが浮上していた。証拠をつかむため、有紀に内偵が命じられた。
「谷口、お前なら適任だ。見た目が高校生にしか見えんからな」と、上司は笑いものにするような口調で言った。有紀は内心で少し苛立ちつつも、「了解しました」と短く答えた。確かに、身長153センチの小柄な体と、大きな瞳が印象的な顔立ちは、制服を着れば簡単に女子高生に化けられる。今回の任務では、それが最大の武器だった。
有紀は潜入のための準備を始めた。まず髪を丁寧にとかし、鏡の前でツインテールに結い上げた。少し跳ねた毛先が、若々しさを強調している。次に取り出したのは、任務のために用意されたセーラー服だ。濃紺の襟に白い三本線、プリーツの入ったスカート。着てみると、鏡に映る自分は確かに高校生そのものだった。胸元のリボンを結び直しながら、彼女は少しだけ頬を染めた。普段の婦警としての自分とはあまりにもかけ離れた姿に、妙な気恥ずかしさを感じていた。
偽の学生証も用意されていた。「立教女子学院 二年 谷口有紀」と記されたそれは、精巧に作られた偽造品で、写真欄には彼女の顔が印刷されていた。この学校は名門校で、制服が高値で取引されることもあると聞いていた。有紀は学生証を手に持つと、少しだけ緊張が走った。もし店側に見破られたら、どうなるのだろうか。だが、すぐにその考えを振り払い、任務に集中することを自分に言い聞かせた。
第二章：古着屋への潜入
有紀はセーラー服に身を包み、古着屋へと向かった。商店街の端にひっそりと佇む「リサイクル・メモリー」は、外観だけ見ればどこにでもある古着屋だった。ガラス張りのショーウィンドウには色褪せたTシャツやジャケットが並び、看板には「学生服買取強化中」と赤い文字で書かれていた。有紀は深呼吸をしてから、店のドアを押した。
店内に足を踏み入れると、まず鼻を突いたのは古着特有の埃っぽい匂いだった。店内を見渡すと、有紀はその品揃えに違和感を覚えた。確かに古着が並んでいるがハンガーにはセーラー服がずらりと吊るされ、色とりどりのリボンやスカーフが添えられている。棚には体操着のブルマーや白いシャツが畳まれ、その奥には中古の女性用下着が無造作に置かれていた。さらに目を凝らすと、薄手のネグリジェやレースのキャミソールまでが並んでいるのが見えた。
「普通の古着屋じゃない…」有紀は心の中で呟きながら、平静を装った。婦警としての勘が、店内に漂う異様な雰囲気を敏感に捉えていた。だが、ここで動揺を見せるわけにはいかない。彼女はツインテールを軽く揺らし、無垢な表情を浮かべて店内を進んだ。
店内には客の姿はなく、静寂が漂っている。奥のレジカウンターに、中年の男性が一人座っていた。店主だろう。灰色のポロシャツを着たその男は、薄くなった髪を後ろに撫で付け、鼻に小さな丸眼鏡をかけていた。どこか神経質そうな雰囲気を漂わせつつも、客を見るとにこりと笑顔を浮かべる。
「あの…学校の制服、買ってもらえるって聞いたんですけど…」
有紀は少し上ずった声で、女子高生らしい口調を意識して言った。心臓がドクドクと鳴っているのを抑えながら、店主の反応を窺った。
「ああ、友達に聞いたのかな？」
店主の声は低く、どこかねっとりとした響きがあった。彼はカウンターから身を乗り出し、有紀をじっと見つめた。その視線に、有紀は一瞬肌が粟立つような感覚を覚えたが、表情には出さなかった。
「はい、そうです」
彼女は小さく頷き、鞄から制服の入った紙袋を取り出した。中には、任務のために用意された立教女子学院のセーラー服が入っている。
「学校はどこかな？ 学生証を持ってたら、見せて貰えるかな。コピーを取らせてもらうからね」
店主はそう言うと、カウンターの下からコピー機を引っ張り出した。有紀は用意していた偽の学生証を差し出し、内心で息を詰めた。店主は学生証を手に取ると、しげしげと眺め、写真と有紀の顔を何度も見比べた。
「立教女子学院、か…。ふぅん、いい学校だねぇ」
彼は意味ありげに呟きながら、コピー機に学生証をセットした。カチリ、という音とともに紙が吐き出されると、彼は満足げに頷いた。
第三章：取引の裏側
「立教女子学院の制服は高く売れるんだ。品物を見せて貰えるかな」
店主はそう言うと、有紀が差し出した紙袋を受け取った。彼の手つきは驚くほど丁寧で、まるで高級品を扱うようにセーラー服を取り出し、生地を指で撫でた。襟のステッチやスカートのプリーツを一つ一つ確認するその様子は、単なる古着屋の店主とは思えないほど執拗だった。
「この制服、もういらないのかな？」
彼の声には、どこか探るような響きがあった。有紀は慌てることなく、自然に答えた。
「はい、古くなったので、新しいのを買ったんです」
「そうなんだ。お母さんは制服を売ってもいいって言ってたのかな？」
店主の質問はさらに踏み込んできた。有紀は一瞬だけ目を伏せ、女子高生らしい恥じらいを装って答えた。
「はい、お母さんにもちゃんと話してあります」
店主はしばらく黙って有紀を見つめていたが、やがて小さく笑った。
「５０００円でどうかな。うちじゃそれ以上は出せないね」
「それでいいです。今すぐ貰えますか？」
「もちろんだよ。お金は今すぐ払うよ」
店長が５０００円札を一枚取り出し、有紀に手渡す。その瞬間、彼の指が彼女の掌に軽く触れ、有紀は反射的に手を引きたくなったが、ぐっと堪えた。紙幣を受け取ると、掌に残る微かな汗の感触に、彼女は内心で顔をしかめた。
第三章：誘惑の罠
「お金がもっと欲しいんじゃないかな？ 今履いてるパンティーを脱いだら、２０００円で買ってあげるよ」
店長の言葉に、有紀の心臓が一瞬止まりそうになった。突然の提案に驚きつつも、これが違法行為への入り口だと確信した。彼女の指がスカートの裾をぎゅっと握った。
「もっとお金がもらえるって聞いたんですけど……」
有紀はわざと声を小さくし、目を泳がせて言った。店長の反応を引き出すためだ。
「誰に聞いたの？」
「友達に聞きました」
「それだったらビデオを撮らせて貰えるかな。それなら８万円あげるよ」
店長の目がギラリと光った。有紀は内心で拳を握った。噂が真実だった証拠が、目の前に現れた瞬間だった。
「ビデオって何ですか？」
有紀は無垢な高校生を装い、首を傾げて尋ねた。唇の端がわずかに震えたが、それは演技の一部だった。
「ちょっとお喋りしてるのを撮るだけなんだ。大丈夫、すぐ撮れるよ。３０分もあれば終わる」
店長の言葉は軽く、裏があることを隠そうともしていなかった。有紀は決意を固めた。撮影現場を押さえ、現行犯逮捕に持ち込む。それが彼女の使命だった。
「こっちの部屋に来てもらえるかな？」
「はい」
有紀は店長の後を追った。レジの裏手にあるドアを開けると、狭い部屋が現れた。薄汚れた壁に囲まれ、中央には古びたソファが一台。ソファの前には三脚に固定されたビデオカメラが無機質に立っていた。店長が照明のスイッチを入れると、白い傘型のライトが眩しく輝き、部屋全体を不自然なほど明るく照らした。光が有紀の肌に反射し、彼女の白い腕に微かな汗が浮かんだ。
第四章：撮影の開始
「じゃあ、撮影を始めるからね。質問に答えるだけでいいから」
店長がカメラの録画ボタンを押すと、小さな赤いランプが点灯した。有紀はソファに腰掛け、膝を揃えて座った。スカートの裾を指で軽く押さえ、緊張を隠した。
「はい、分かりました」
「まず名前を教えて貰えるかな？」
どうせ逮捕するのだからと、有紀は本名を口にした。
「谷口有紀です」
「通学はどうしてるのかな？」
「地下鉄です」
「地下鉄は朝とっても混むよね？」
「そうです」
「混んでると男の人と体がぶつかったりするよね？」
「はい」
「わざと体を押し付けてきたりする男の人もいるよね？」
「はい」
「痴漢って知ってるよね？」
「はい」
「痴漢に遭ったことはあるのかな？ 正直に言ってごらん」
「あります」
店長の質問が徐々に核心に近づく。有紀は婦警として痴漢を即座に逮捕してきた経験があるが、今は高校生らしい答えを続けるしかなかった。彼女の太ももがソファの表面に擦れ、微かな熱を感じた。
「初めて痴漢にあったのはいつなのかな？」
「入学式の時です」
「谷口さんは可愛いから毎日痴漢にあってるんじゃないかな？」
「はい、そうです」
有紀はわざと大げさに答え、店長の反応を待った。彼女の声は少し上ずり、喉の奥が乾いた。
「いつもどこを触られるのかな？」
「最初はお尻です」
「下着の中に指を入れられたことはあるよね？」
「はい、最近は毎日なんです」
店長の目がさらに輝きを増した。有紀は内心で冷や汗をかきながら、次の質問に備えた。彼女の指が無意識にスカートの裾を握り、布が小さく皺になった。
「痴漢に遭うとどんな気持ちになっちゃうのかな？」
「どきどきして、足が震えてきちゃうんです」
「夜寝るときはどんな格好なの？」
「パジャマですけど……」
「夜寝ながら朝の痴漢の事なんか思いだしたりするよね？」
「はい」
「思いだすと、変な気分になっちゃうでしょう？」
「はい」
「そんなときは何かしたくなることがあるよね？」
店長の意図が明らかになってきた。自慰行為について聞き出そうとしているのだ。有紀は一瞬動揺したが、ここで引くわけにはいかない。彼女の胸が小さく上下し、息が浅くなった。
「何がですか？」
「気持ちいい事いつもしてるよね？ 気持ちいい事大好きだよね？」
「はい」
「何をしてるのかちゃんと言ってごらんでないとお金は払えないからね」
有紀はわざと困った顔をしてみせた。目を少し潤ませ、唇を軽く噛んだ。
「オナニーの事ですか？」
「そう、谷口さん毎日オナニーしてるよね？」
「そんなことないです」
「ちゃんと正直に言いなさい。女の子は誰でも痴漢に遭った夜はオナニーしてるんだよ」
「はい、してます」
第五章：官能の深淵
「今痴漢に遭ってるのを想像してオナニーしてもらえるかな？ そうしないとお金は払えないよ」
店長の言葉に、有紀は決断を迫られた。現行犯逮捕には証拠が必要だ。ここでビデオに具体的な行為が記録されれば、店長を確実に捕まえられる。彼女の心臓が激しく鼓動し、手のひらが汗で湿った。婦警としての使命感と、羞恥心がせめぎ合う中、彼女は目を閉じ、高校生だった頃の記憶を呼び起こした。
それは高校一年生の春、入学式の日の朝だった。混雑した地下鉄の中で、有紀は初めて痴漢に遭遇した。セーラー服のスカートの下に、知らない男の手が忍び込む感触。最初はただの偶然かと思ったが、太ももの内側を這う指先が、冷たくしつこく彼女の肌を撫で始めた時、それが意図的な行為だと気づいた。指は徐々に下着の縁に近づき、薄い布越しに彼女の最も敏感な部分を押してきた。恐怖と混乱で頭が真っ白になり、心臓が喉から飛び出しそうだった。電車が揺れるたび、その手は大胆になり、ついに下着の中に滑り込んだ。冷たい指が熱く湿った秘部に触れた瞬間、全身が硬直し、膝が震えた。息を殺して耐えたが、男の指が柔らかな肉を押し開き、浅く侵入してきた時、屈辱と嫌悪感が彼女の胸を締め付けた。同時に、身体が勝手に反応し、微かな熱が下腹部に広がるのを止められなかった。その矛盾した感覚に、有紀は自分自身を汚らわしく感じ、涙が溢れそうになった。電車が駅に着くまで、彼女はただじっと耐えるしかなかった。
今、その記憶を呼び起こしながら、有紀はソファに座ったまま、スカートの裾を少し持ち上げた。膝が小さく震え、太ももの内側が冷たい空気に晒された。彼女は深呼吸し、右手の指を下着の縁に這わせた。演技とはいえ、自分の指が秘部に触れる瞬間、羞恥心が全身を熱くした。記憶の中の痴漢の手を再現するように、彼女は指先で柔らかな皮膚を軽く撫でた。冷たい感触だったあの指を思い出しつつ、自分の温かい指が同じ場所を辿ると、微かな疼きが下腹部に広がった。彼女は目を閉じ、記憶の中の電車の揺れを想像した。混雑の中で押し潰されそうな感覚、知らない男の息遣いが耳元に迫る恐怖。そして、下着の中で蠢く指がもたらした異様な感覚。彼女の指が秘部を押し開き、湿った内側に触れると、身体が小さく跳ねた。「あ、ぁー」と小さな声が漏れ、喉が締め付けられるようだった。彼女は痴漢に触られた時の嫌悪感と、身体が反応してしまった罪悪感を思い出しながら、指をゆっくり動かした。秘部が熱を帯び、微かな湿り気が指先に絡みつく。演技を超えた本能的な反応に、有紀は混乱しながらも、さらに指を深く滑らせた。記憶の中の屈辱が、奇妙な快感と混ざり合い、彼女の呼吸が浅く速くなった。
店長がにやりと笑い、「これを使うんだ」と差し出したのは、ピンク色の太くてねじ曲がったバイブレーターだった。表面には細かな凹凸が刻まれ、先端がわずかに湾曲し、中央には小さな突起が付いている。長さは20センチほどで、握るとずっしりとした重みが掌に伝わった。有紀は一目でそれが何かを理解し、喉が締め付けられるような感覚に襲われた。婦警としての理性が「こんなものを使うなんてありえない」と叫んだが、ここで拒否すれば逮捕のチャンスを逃す。
「これをオ××コに入れるととっても気持ちいいよ」
店長の言葉に、有紀は唇を噛んだ。「やります、やりますから止めないで」と掠れた声で答え、覚悟を決めた。彼女はソファに深く腰掛け、下着を膝まで下ろした。冷たい空気が太ももの内側に触れ、鳥肌が立った。膝を軽く開き、バイブレーターを手に持つと、その冷たく硬い感触に一瞬たじろいだ。ピンク色の物体を秘部に近づけ、先端が柔らかな皮膚に触れた瞬間、身体が小さく硬直した。彼女は息を詰め、ゆっくりと押し込んだ。異物が肉壁を押し開く感覚に、微かな痛みが走り、同時に熱い圧迫感が下腹部を満たした。バイブレーターの凹凸が内側を擦り、異様な満ち足りた感覚が腰から背筋を這い上がった。彼女はさらに力を込め、先端を奥まで挿入した。秘部がそれを完全に包み込むと、異物感と同時に奇妙な充足感が広がり、太ももが無意識に締まった。
「もっと奥まで入れるんだ。大丈夫、怖くないよ」
店長の声に促され、有紀は目を閉じ、バイブレーターを限界まで押し込んだ。柔らかな肉壁がそれを締め付け、内部で微かに脈打つような感覚が広がった。彼女の指が震え、バイブレーターの根元を握る力が強まった。店長がリモコンのスイッチを入れると、低い振動が体内に響き渡った。ブーンという微かな音と共に、秘部が震え、波のような快感が下腹部から全身に広がった。振動が肉壁を刺激し、細かな凹凸が内側を擦るたび、鋭い疼きが彼女の神経を刺した。膝が小刻みに震え、腹の奥が熱くなった。彼女は唇を噛み、漏れそうになる声を抑えたが、振動が強まるにつれ、身体が勝手に反応し始めた。秘部が熱を帯び、湿り気がバイブレーターの表面を滑らかにした。彼女は目を閉じ、感覚に神経を集中させた。振動が下腹部を支配し、腰が微かに揺れるのを止められなかった。快感が意識を侵食し、演技を超えた本能的な反応に、有紀は恐怖と混乱を感じた。婦警としての自分と、身体が求める感覚との間で、彼女の心は引き裂かれそうだった。
「どうだ、気持ちいいだろう？」
「気持ちいいです」
声が掠れ、吐息が熱を帯びていた。彼女の秘部が振動に合わせて収縮し、太ももの内側が汗で湿った。
「痴漢に遭うのと、どっちが気持ちいいのか言ってごらん」
「こっちの方がずっと気持ちいいです」
言葉を紡ぐたび、唇が震え、舌が乾いた。振動が彼女の身体を支配し、理性が薄れていくのを自覚しながらも、彼女は続けるしかなかった。
「もっと気持ちよくなりたいんだろう？ どうなんだ？」
「もっと気持ちよくしてください」
その言葉は、演技なのか本心なのか、彼女自身にも分からなくなっていた。
「じゃあ、その前に口でやってもらおうか。フェラチオって知ってるよね？」
店長の要求に、有紀の正義感が爆発した。彼女はソファ脇の鞄から手錠を取り出し、立ち上がった。バイブレーターの振動がまだ体内に響き、下腹部が疼いていたが、それを無視して叫んだ。
「私は婦警です！ 違法ビデオ撮影の現行犯で逮捕します！」
大声で宣言しながら店長の手首に手錠をかけようとした瞬間、下腹部に強烈な衝撃が走った。店長がバイブレーターのリモコンを最大出力に切り替えたのだ。振動が一気に激しくなり、秘部を貫くような快感と痛みが混ざり合った感覚が全身を襲った。膝が崩れ、有紀はソファに倒れ込んだ。身体が勝手に震え、口から漏れる喘ぎ声を抑えきれず、苦しさに喘ぎながらもがいた。秘部が激しく収縮し、太ももの内側が熱く濡れた。彼女は手でソファを掴み、なんとか立ち上がろうとしたが、店長が素早く動き、手錠を奪うと逆に彼女の手首に嵌めた。金属の冷たい感触が皮膚に食い込み、カチャリという音が響いた。
「おもちゃにしてはよくできた手錠じゃないか」
「婦警の振りをすれば金を取れるって、誰に教わったんだ？」
「高校生の癖に婦警の振りをしてバレないと思ったのか？」
有紀は抗議しようとしたが、バイブレーターの振動に支配された身体は言うことを聞かない。腹の奥で蠢く異物が、彼女の意識を混乱させた。
「逆らったらこのスイッチを入れるからな。分かってるんだろうな」
店長がリモコンを突きつけ、ベルトを緩め、ズボンと下着を膝まで下ろした。目の前にそそり立つ男根は、赤黒く膨張し、血管が浮き上がり、先端から微かな滴が滲んでいた。その異様な臭いが有紀の鼻を突き、彼女は一瞬顔をしかめた。長さは15センチほどで、太さは彼女の握り拳ほどもあり、熱を帯びた表面が微かに脈打っていた。
「やれ」
店長の命令に逆らえず、有紀は膝をついたまま顔を近づけた。唇が触れると、熱く硬い感触が彼女の口を圧迫した。彼女は目を閉じ、震える手でその根元を軽く握った。指に伝わる脈動と、汗と体臭が混ざった濃厚な匂いに、胃が締め付けられるような感覚が走った。意を決して口を開き、先端を唇で包むと、塩気のある味が舌に広がった。彼女は舌をゆっくり動かし、先端の滑らかな表面を舐めた。微かな粘液が舌に絡み、喉の奥に嫌悪感が込み上げたが、それを飲み込むしかなかった。店長が低く唸り、彼女の髪を掴んで軽く引くと、男根がさらに深く口内に押し込まれた。硬い感触が舌の裏を圧迫し、喉の入り口に触れた瞬間、彼女は反射的にえずいた。涙が目に滲み、息が詰まりそうになったが、店長の手が離れず、彼女は舌を動かし続けた。唇が根元まで滑り、口全体が熱と湿気で満たされた。彼女は必死に呼吸を整え、舌を這わせながら上下に動かした。
すると、予想外の感覚が彼女の胸に芽生えた。店長の荒い息遣いと、彼の手が彼女の髪を掴む力が強まるたび、有紀は奇妙な支配感を感じ始めた。屈辱と悔しさが渦巻く中で、彼女の口が彼を支配しているという逆転の感覚が、微かな悦びとなって心に灯った。彼女は舌をさらに大胆に動かし、先端の敏感な部分を丁寧に舐め上げた。店長が低く呻き、身体を震わせる反応を見せるたび、有紀の胸が熱くなった。彼女の唇が濡れ、顎が疲れを感じ始めたが、その疲労さえも彼を掌握している証のように思えた。彼女は目を閉じ、口内の熱と脈動に集中した。舌が男根の表面を滑るたび、彼女の身体の奥で疼いていた感覚が共鳴し、秘部に残るバイブレーターの振動とリンクした。彼女は自分でも気づかぬうちに、リズムを刻むように頭を動かし始めた。店長の呻き声が大きくなり、彼女の髪を掴む手が震えた瞬間、有紀は自分が彼を完全に支配しているという錯覚に囚われた。その悦びは、婦警としての理性や正義感を一瞬忘れさせるほど強く、彼女の心を混乱させた。唇が熱くなり、唾液が顎を伝って滴ったが、彼女はその感覚さえも楽しんでいる自分に気づき、恐怖と興奮が混ざり合った。
店長が低く呻き、彼女の口内に熱いものが広がった瞬間、彼女はそれを飲み込んだ。喉を通る異様な感触に全身が震えたが、同時に奇妙な満足感が胸を満たした。彼女はゆっくりと顔を離し、唇を拭うと、店長が息を荒げて崩れ落ちる姿を見た。その瞬間、有紀は自分が勝ったような錯覚に浸った。しかし、すぐに現実が彼女を引き戻した。手錠に縛られた手首と、体内でまだ震えるバイブレーターが、彼女の敗北を突きつけた。
4.ベランダに干してある下着を見て訪ねて来た偽警官。生下着を渡して現行犯逮捕しようとするが大失敗。<< ページトップ >>6.テレクラに電話して男に呼び出され暴行された女子高生の供述に疑問を抱いた婦警有紀。ためしにテレクラに電話してみることにする。
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