柚希は毎日のように佐藤の記憶に囚われ、執筆ができないまま時間が過ぎていくのを感じていた。パソコンに向かっても、佐藤の肉棒が蜜壺を貫く感触が蘇り、指はキーボードではなく秘部に伸びた。オナニーで絶頂を繰り返しても、体の疼きは収まらず、佐藤への渇望は増すばかりだった。「このままじゃいけない……小説家としての私は、どこに行ってしまったの？」と、彼女は鏡に映る自分に問いかけた。だが、体の奥に刻まれた佐藤の熱は、彼女の心を支配し続け、抜け出す術は見つからなかった。
そんなある朝、柚希は郵便受けで見た女性専用風俗のビラを思い出した。ピンクの派手な文字が頭に浮かび、「女性のための至福の時間」というフレーズが心に引っかかった。「もしかしたら、取材に行けば何か変わるかもしれない。新しいストーリーのアイデアが浮かぶかもしれない」と、彼女は一縷の希望を見出した。ブライダルエステでの苦い経験から、今度は慎重に進めることを決めた。「最初から取材だと明かして、了解を得よう。もう、あんな目に遭いたくない」と、彼女は自分に言い聞かせた。電話番号を手に、彼女は女性専用風俗店に連絡した。受付の女性に取材の意図を伝えると、すぐに店長らしい男性が電話を替わった。低く落ち着いた声で、「小説家の七度柚希さんですね？ 取材、ぜひどうぞ。どんなお話を聞きたい？」と、快く応じてくれた。柚希は自分が小説家で、女性専用風俗を利用する人妻のストーリーを考えていると説明した。店長は「面白いですね。ぜひお越しください。リアルな話を聞いていただければ」と、歓迎の姿勢を見せた。彼女の心は一瞬安堵したが、どこかで佐藤の記憶が疼き、体の奥が熱くなった。「取材のためよ……ただ、それだけ」と、彼女は自分を戒め、翌日の訪問を約束した。
翌日、柚希は新宿歌舞伎町の雑居ビルにある風俗店を訪れた。ネオンの光が薄暗い路地を照らし、ビラと同じピンクの看板が目に入った。受付で「七度です。取材の約束で」と告げると、若い女性が微笑み、「店長がお待ちです」と奥の小部屋に案内した。部屋はそれほど広くなく、厚いカーテンが窓を覆い、薄暗い照明が大きなベッドを照らしていた。ベッドの赤いシーツが、どこか不穏な雰囲気を漂わせ、柚希の心に一瞬の不安がよぎった。「ここ、本当に女性専用なの？」と、彼女は疑念を抱いたが、すぐにその思いを振り払った。「取材よ。プロとして、冷静に話を聞くだけ」と、彼女は自分に言い聞かせた。
ドアが開き、電話の声と同じ店長が入ってきた。30代後半の男は、スーツに身を包み、整った顔立ちに自信に満ちた笑みを浮かべていた。「七度さん、ようこそ。俺が店長の山崎です。ゆっくり話しましょう」と、彼はソファに腰を下ろし、柚希にも座るよう促した。彼女はノートとペンを手に、質問を始めた。店の仕組み、客層、女性が求めるサービス――山崎は流暢に答え、時折笑みを浮かべながら彼女を見つめた。「うちは女性の癒しを第一に考えてます。ストレスを抱えた人妻やキャリアウーマンが多いですね。プロの男が心も体も解放してやるんです」と、彼は説明した。柚希はメモを取りながら、頭の中で人妻のストーリーを組み立てようとした。だが、佐藤の肉棒が蜜壺を突く記憶がフラッシュバックし、ペンを握る手が震えた。「集中しなきゃ……」と、彼女は唇を噛んだ。
一通り話を終えると、山崎はニヤリと笑い、提案した。「七度さん、せっかく取材に来たんだから、実際に体験してみませんか？ リアルな感覚を知れば、もっと深い小説が書けますよ」 その言葉に、柚希の心は揺れた。ブライダルエステでの佐藤の裏切りが頭をよぎり、警戒心が湧いた。「また、あんなことに……？」と、彼女は一瞬躊躇した。だが、彼女の小説家としてのポリシーが囁いた。「本物を知らなきゃ、リアルな文章は書けない。実際に体験することが、私の仕事よ」 彼女は頭の中でストーリーを思い描いた――夫の不倫に傷ついた人妻が、女性専用風俗で癒しを求め、禁断の快感に溺れる話。「この体験が、ストーリーの鍵になるかもしれない」と、彼女は自分を説得した。佐藤の記憶が体の奥で疼き、蜜壺が熱くなるのを感じながら、彼女は決意した。「わかりました……体験させてください」と、彼女は小さく頷いた。
山崎は満足げに微笑み、「じゃあ、まず服を脱いで裸になってもらえますか」と指示した。柚希は一瞬躊躇したが、「取材のためよ」と自分に言い聞かせ、ブラウスとスカートを脱ぎ、下着も外した。冷たい空気が肌に触れ、彼女の乳首が硬く尖った。山崎の視線が彼女の裸体を舐めるように這い、彼女の心は羞恥と期待で震えた。「どんな風にされたい？ 望み通りのセックスを体験できるよ。なんでも言って」と、山崎が低く囁いた。柚希は言葉に詰まり、顔が熱くなった。「好きなように……してください」と、ようやく絞り出すと、体の奥が急に熱く疼いた。佐藤に貫かれた記憶が蘇り、彼女の蜜壺は蜜液で濡れた。「私はただ、取材のために……でも、なぜこんなに感じるの？」と、彼女は心の中で葛藤した。
山崎は彼女をベッドに導き、体を重ねてきた。彼の唇が彼女の唇に押しつけられ、熱く貪欲なキスが始まった。舌が彼女の口に侵入し、彼女の舌を絡め取り、口腔の内側を執拗に探った。クチュクチュと濡れた音が響き、彼女の唾液が彼の舌に絡んだ。同時 に、彼の両手が彼女の胸を掴み、柔らかな乳房を円を描くように揉みしだいた。指先が乳首を見つけ、軽く弾き、親指と人差し指で摘んで捻った。鋭い快感が彼女の背筋を走り、乳首がさらに硬く尖った。彼は乳首を唇で吸い、軽く歯を立て、甘い痛みを加えた。「んっ、あっ……！」と、柚希は喘ぎ、体の震えを抑えられなかった。「こんな風に、胸を愛されるなんて……佐藤と同じ熱」と、彼女は心の中で呟いた。山崎の愛撫はプロの技術で、彼女の感じるポイントを的確に刺激し、快感の波に飲み込んだ。彼女の心は、佐藤の記憶と山崎の愛撫が交錯し、羞恥と悦びで揺れ動いた。
山崎の右手が彼女の秘部に滑り、濡れた秘裂に触れた。指先がクリトリスを見つけ、ゆっくりと円を描くように擦り始めた。親指が花芽を軽く押し、上下に擦り、時折弾いた。敏感な突起が反応し、鋭い快感が彼女の下腹部を貫いた。蜜液が溢れ、彼女の太ももを濡らした。「やっ、そこ、気持ちいい……！」と、彼女は喘ぎ、声を抑えようとしたが、快感がそれを許さなかった。山崎は中指でクリトリスを押し潰し、素早く擦りながら、彼女の反応を観察した。「どうだ？ 嫌なら止めるぞ。もっとしてほしいなら、自分から言えよ」と、彼は意地悪く囁いた。柚希の心は羞恥で震えたが、体の疼きが理性に勝った。「お願い、止めないで……！」と、彼女は懇願し、腰を微妙に動かして彼の指を求めた。「こんなこと、佐藤にも言わされた……私は本当に淫乱になってしまったの？」と、彼女は心の中で自分を責めたが、快感に抗えなかった。
山崎の太い中指が彼女の蜜壺に差し込まれた。濡れた内壁を押し広げ、Gスポットを執拗に擦った。グチュッと濡れた音が響き、彼女の蜜液が指を濡らした。彼は人差し指を加え、二本で蜜壺を掻き回し、子宮の入り口を軽く突いた。「あっ、んんっ！ 奥、気持ちいい……！」と、彼女は叫び、快感に身を委ねた。「オチンチン入れてほしいなら、言えよ。自分で決めろ」と、山崎が低く囁いた。柚希の心は佐藤の記憶と重なり、体の疼きが彼女を支配した。「お願い、オチンチン入れてください……！」と、彼女は涙声で懇願した。山崎は満足げに笑い、ズボンを脱ぎ、硬く膨張した肉棒を露わにした。彼は彼女の脚を広げ、正常位で一気に貫いた。太い肉棒が蜜壺を押し広げ、子宮を直撃した。グチュグチュと濡れた音が響き、彼女の体は電撃を受けたように震えた。「あっ、佐藤、違う、山崎さん……気持ちいい……！」と、彼女は叫び、快感に溺れた。
山崎の腰は烈しく動き、彼女の蜜壺を執拗に突き上げた。肉棒がGスポットを擦り、子宮をガンガン突くたび、彼女の体は震えた。彼は彼女の腰を固定し、深く力強く突き入れた。彼女の花芽は彼の腰の動きに擦れ、雷鳴のような快感が迸った。「こんな風に、貫かれるなんて……佐藤と同じ、いや、それ以上……！」と、彼女は心の中で叫んだ。山崎の動きが烈しくなり、息が荒々しくなった。「もう、出すぞ……！」と、彼は唸り、腰を強く押しつけた。灼熱の精液が彼女の蜜壺を満たし、子宮に注ぎ込まれた。熱い奔流が奥で広がり、彼女の体は痙攣した。「あっ、熱い……！」と、彼女は叫び、再び絶頂に達した。涙が頬を伝い、彼女の心は佐藤の射精と山崎の射精が交錯した。「彼の精液で満たされる幸せ……私は、こんな女になってしまった」と、彼女は認めた。体の震えと快感の余韻に、彼女はベッドに崩れ落ちた。
山崎は彼女の隣に座り、微笑んだ。「よかったら、デリヘルの取材をしてみない？ 週に一度でいい。相手が嫌なら断ってもいい。話を聞くだけでもいいんだ。その方がいいい小説が書けるだろう？」 柚希の心は凍りついた。女性専用風俗が、実はデリヘルへの誘導だったことに気づいた。「やっぱり、佐藤と同じ……私を騙して、利用するの？」と、彼女は心の中で呟いた。だが、体の奥に残る快感が、彼女の理性を揺さぶった。「これからすぐ、客と会ってみない？ 小説家の先生だと話しておくから、話だけでもいいよ。それならいいでしょう」と、山崎が畳みかけた。柚希は一瞬、佐藤の裏切りを思い出したが、同時に、デリヘルで働く人妻のリアルな感情を知りたいという小説家の欲が疼いた。「取材のため……ストーリーのためよ」と、彼女は自分を説得し、頷いた。「わかりました……やってみます」と、彼女は囁き、体の熱が再び高まった。
7.繰り返し蘇る忘れえぬ熱<< ページトップ >>9.デリヘルの取材で奈落の底へ
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