一週間ほど経ったある日、男から電話がかかってきた。「今夜、会わないか」。その声に、有紀の心には迷いがなかった。彼女は即座に頷き、待ち合わせの場所へと向かった。食事の後、男は有紀の手を引き、カップル喫茶へと連れ込んだ。薄暗い店内のソファに座ると、男は遠慮なく彼女の膝に手を置き、指先で軽く皮膚をくすぐった。彼女の反応を楽しむように、彼の太い指はワンピースの裾をたくし上げ、太ももの内側をゆっくりと撫で始めた。布越しに熱を感じながら、男の手は秘めた花園へと近づき、指の腹で下着の縁をなぞった。指先がクリトリスに触れた瞬間、電流のような衝撃が有紀を襲い、彼女は体を硬直させて小さく喘いだ。男は目を細め、彼女の震えを見逃さず、巧みなテクニックでその敏感な部分を執拗に責めた。親指で円を描くように擦り、人差し指で軽く押し込み、時折中指を添えてリズミカルに刺激した。有紀の息が乱れ、彼女の体が熱くなるのを感じながら、彼は「いい反応だ」と低く囁いた。
時間が経つにつれ、有紀は愛液が溢れ、下着がぐっしょりと濡れていることに気付いた。羞恥と興奮が混じり合い、彼女の頬が火照った。男は彼女の耳元に唇を寄せ、熱い息を吹きかけながら「もう我慢できないだろ」と囁き、彼女の心をさらに煽った。カップル喫茶を出てラブホテルへと向かう途中、男の手は有紀のお尻に伸び、臀部の丸みを大胆に撫で回した。指が布越しに谷間をなぞり、時折強く摘まむように握った。その触れ方に、有紀の足は震え、歩くたびに膝がガクガクと崩れそうになった。ホテルに着くと、男はドアを閉めるや否や彼女を壁に押し付け、ワンピースを一気にたくし上げた。下着をずらし、秘所の濡れ具合を指で確かめると、「こんなドスケベ女、初めてだぜ」と嘲るように言い放った。有紀は自分の淫乱さが恥ずかしくなり、顔を背けたが、その言葉に逆らう気力はなかった。
男は膝をつき、彼女の太ももを両手で広げて顔を秘所に近づけた。唇を寄せ、舌先で濡れた花びらを軽く舐め上げると、有紀の体に心地よい波が広がった。彼の舌は巧みに動き、敏感な部分を執拗に攻めた。最初はゆっくりと、愛液を味わうように舌を這わせ、時折強く吸い上げて彼女の震えを引き出した。クリトリスを唇で挟み、軽く歯を立てて刺激し、舌先で小刻みに弾いた。有紀は何度も背中を反らし、快感に耐えきれず喘ぎ声を上げた。男は彼女の太ももを強く握り、爪が食い込むほど締め付けながら、舌をさらに深く這わせた。彼女の反応を楽しみながら、彼は時間をかけて舐め続け、彼女の体が限界に近づくのを感じ取った。口を離すと、男は濡れた唇を拭い、満足げに彼女を見上げた。「お前、美味いよ」と低く笑い、彼女の羞恥心をさらに刺激した。
有紀の体を十分に楽しんだ後、男は彼女をベッドに押し倒し、「四つん這いになれ」と命令した。彼女が従うと、彼は後ろから腰を掴み、強引に引き寄せて深く繋がる瞬間を迎えた。両腕を掴んで後ろに引っ張ると、有紀の体は前かがみの姿勢で半分宙に浮き、彼の力に完全に支配された。彼は片手で彼女の髪を掴み、頭を軽く反らせて首筋を露わにさせ、もう一方の手で腰を固定した。最初はゆっくりと、彼女の内側を味わうように腰を動かし、彼女の愛液が絡みつく感触を楽しんだ。次第にリズムを早め、荒々しく打ち付けた。ベッドが軋む音が響き、有紀の体は彼の勢いに翻弄された。枕元の大きな鏡に映る自分の顔が、悦びに溢れ、乱れた髪と潤んだ瞳で埋め尽くされていた。彼女はその姿に驚きながらも、目を離せなかった。
男は彼女の腰を両手で強く締め付け、爪が赤い痕を残すほど握り潰した。汗に濡れた体を彼女に密着させ、首筋に舌を這わせて熱い息を吹きかけた。腰の動きが加速し、彼は彼女の反応を見ながら角度を変え、深く突き上げた。彼女の喘ぎが大きくなると、彼はさらに力を込め、「もっと感じろ」と低く唸った。彼女の体が限界を迎えるのを感じながら、彼は緩急をつけず、ただひたすらに激しく突き続けた。そして、最後の一撃を放つ時、男は彼女の腰を強く引き寄せ、全身の力を込めて打ち込んだ。汗に濡れた体が彼女に覆いかぶさり、その衝撃に、いままで体験したことのない悦びが有紀を襲った。彼女の体は震え、歓喜の波が全身を包み込んだ。
有紀は、この男を本気で愛しているからこそ、こんな大きな悦びがあるのだと確信した。彼女の心は彼への想いで満たされ、淫乱な自分を責める気持ちさえ薄れていた。男に愛される悦びが、彼女の全てだった。ベッドに横たわり、荒い息を整える有紀は、男の腕にすがりついて囁いた。「また誘ってね」。電話を待つ辛さをもう味わいたくなかった。男は汗に濡れた顔を上げ、「いいぜ」と軽く答え、彼女を縛る気はない様子を見せた。彼にとって、これは彼女を自分の虜にする遊びであり、彼女の心と体を掌握する術を知り尽くした一夜だったのかもしれない。帰り道、彼女の心は疼き続けていた――この男への愛と、新たな悦びを求める自分が、
確かにそこにいた。
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