公園を出ると、男は真由美を駅前のデパートへと連れて行った。雑踏の中を歩きながら、彼の手が時折彼女の腰に触れ、そのたびに真由美の体は小さく震えた。デパートに着くと、男は迷わず指輪売り場へ彼女を案内した。ショーケースに並ぶ輝く指輪を眺めながら、真由美の心は温かさに包まれた。すぐに買ってくれるわけではないけれど、彼が自分のためにここを選んだその心遣いが、彼女の胸を静かに満たした。自分が彼にとって特別な存在であるかのような錯覚が、甘く切ない期待となって膨らんだ。
真由美が前屈みになってショーケースを覗き込んでいると、突然、男の手がスカートの下から忍び込み、お尻を大胆に撫で回し始めた。力強い指先が彼女の柔らかな肌を這い、服の上からでは味わえない直接的な熱が伝わってきた。彼女は息を呑み、驚きと羞恥で全身が硬直した。指輪売り場には他にも客がいて、すぐそばで店員が微笑みながら接客しているというのに、男の手は遠慮なく動き続けた。こんな公共の場でこんなことをするなんて信じられず、真由美は恐怖と混乱で心臓が激しく鳴った。声を上げれば他の客に気づかれるかもしれないという恐れが彼女を黙らせ、何も言えずただ立ち尽くすしかなかった。
だが、真由美が抵抗しないのをいいことに、男の行為はさらに大胆になった。彼の指先が下着の縁を滑り抜け、薄い布の下に侵入してくると、直接彼女の肌に触れた。熱く湿った指が花園の入り口をなぞり、ゆっくりと敏感な部分を探り当てると、小刻みに震えながら執拗に刺激し始めた。その動きは巧妙で、彼女の体が意に反して反応してしまうほど的確だった。真由美は朝の地下鉄で痴漢に弄ばれているような感覚に襲われ、羞恥と屈辱が胸を締め付けた。同時に、男の指が与える快感が彼女の理性を溶かし、抗いたいのに体が言うことを聞かない葛藤に苛まれた。どうしていいのか分からず、彼女はただ目を閉じて耐えるしかなかった。
男はそのまま彼女をエスカレーターに乗せ、上の階へと連れて行った。階段に足を乗せた瞬間、極端に短いセーラー服のスカートが風に揺れ、下着が覗いてしまいそうな不安が真由美を襲った。朝から繰り返される愛撫で下着はすでに濡れそぼり、冷たい感触が太ももに広がっているのが分かった。他の客にその秘密に気づかれるのではないかという恐怖が彼女を支配し、スカートの裾をぎゅっと握りしめた。だが、その仕草さえも男の目に映り、彼の欲望をさらに煽っているのではないかと思うと、羞恥で顔が熱くなった。
ブライダルショップに着くと、純白のウェディングドレスや繊細なブライダルランジェリーが並び、真由美の視線を奪った。こんな場所に連れてくるなんて気が早すぎると思いながらも、華やかなドレスを眺めるのは楽しく、心が弾んだ。男はフランス製の、お色気たっぷりのブライダルランジェリーを手に取り、「これ、着たらどうなるか見てみたい」と低い声で囁いた。その言葉に込められた欲望と愛情が混じった響きに、真由美は自分が彼の花嫁になったような幻想を抱いた。嬉しさが胸を満たし、同時に彼に支配される悦びが体の奥深くで疼いた。彼女は男の視線に愛されている実感を覚えながらも、その強引さに抗えない自分に戸惑いを感じていた。
4.朝食のあと近所に公園に行くと男は真由美のスカートの下に手を入れてくる<< ページトップ >>6.デパートで男は真由美にお色気たっぷりの真っ赤なパンティーを買ってくれる
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