翌朝、真由美は男のアパートで静かに目を覚ました。隣で眠る彼の穏やかな寝息が耳に届き、昨夜の情熱的な愛の記憶が体に残っている。ネグリジェ越しに自分の肌に触れると、微かに熱を帯びた感覚に胸がざわついた。時計はまだ早朝を示していたが、真由美は彼のために何かしたいという抑えきれない衝動に駆られ、そっと布団から抜け出した。薄桃色のネグリジェが柔らかく体にまとわりつき、素足が冷たい床に触れる中、彼女は台所に立った。鞄から持ち込んだ食材を取り出し、卵を割り、パンを焼き、コーヒーを淹れる。狭い部屋に漂う朝食の香りに、真由美の心は穏やかさと幸福感で満たされた。「彼とこんな朝を迎えられるなんて、まるで夫婦みたい」と想像すると、心の奥が温かくなり、頬が自然と緩む。昨日感じた彼の熱い愛撫や挿入の感触が脳裏をよぎり、彼女はもう一度その愛に触れたいと切なく願った。
朝食の用意が整った頃、男が寝乱れた髪を掻きながら布団から這い出てきた。無造作に伸びた髪と眠そうな目が妙に愛おしく、真由美は一瞬息を呑む。「おはよう。すげえいい匂い」と彼が低く呟き、口元に小さく笑みを浮かべる。二人は小さなテーブルで向かい合い、静かに朝食を食べた。男が「美味いな、これ」とぽつりと言うたび、真由美の胸は小さな喜びで波立ち、「彼を喜ばせられた」と満足感に浸った。食事を終え、彼女が流しに移動して食器を洗い始めると、スポンジから泡が立ち、水が跳ねてネグリジェの裾を微かに濡らす。彼女は彼との穏やかな時間を噛みしめながら、手を動かしていた。
すると、背後に男の気配が忍び寄り、突然温かく力強い腕が後ろから彼女を包み込んだ。驚いて肩を跳ねさせる間もなく、彼の唇が真由美の首筋に触れ、熱く湿った舌がゆっくりと這い始めた。舌先が肌を滑り、首の付け根から耳元までじっくりと舐め上げると、熱い息が彼女の髪を揺らし、甘い痺れが全身に広がる。真由美は「んっ…」と小さく喘ぎ、首をすくめて体を震わせた。恥ずかしさが胸を締め付ける一方で、彼の舌が与える刺激に抗えず、心が疼いて仕方なかった。男の手がネグリジェ越しに彼女の胸に伸び、大きな掌が柔らかな膨らみを力強く揉みしだく。指先が乳首を抓み、円を描くように押し回すと、真由美の体は熱くなり、膝がガクガクと震え始めた。彼女は流しに両手をついて体を支えながら、「こんなところで…」と戸惑うが、その思いはすぐに快感に飲み込まれる。
男のもう一方の手がネグリジェの裾をたくし上げ、彼女の下腹部を滑り、クリトリスへと辿り着いた。指先がその敏感な部分を捉え、優しく撫で、時折強く押し込むように愛撫する。彼の指は巧みに動き、湿り気を帯びた肌を執拗に責め立てた。真由美は息を詰まらせ、声にならない声を漏らし、快感に耐えきれず腰が小さく揺れる。頭がぼうっとし、目の前が白く霞む中、彼女は「こんなに感じちゃうなんて」と驚きつつも、彼の愛撫に身を委ねてしまう。男の手は胸を揉み続け、クリトリスを弄ぶ指は一層激しくなり、真由美の体は熱と震えで支配された。彼女は流しにしがみつきながら、彼の愛に溺れる自分を感じ、羞恥と悦びが心の中でせめぎ合った。
男は彼女の腰を強く引き寄せ、ネグリジェを腰まで捲り上げると、後ろから力強く挿入してきた。硬く熱いものが一気に彼女の中を貫き、真由美は流しに爪を立てて深い息を吐いた。その大きさと硬さは彼女を圧倒し、体の奥まで満たされる感覚に一瞬息が止まりそうになる。男が腰を動かし始めると、彼女の体は前後に揺れ、流しに跳ねた水が腕に滴る。彼の動きは力強く、深く、肌がぶつかり合う湿った音が台所に響き渡った。男の手は彼女の胸を揉みしだき続け、指が乳首を抓むたび、真由美の体はビクンと跳ね、喘ぎが抑えきれなくなる。後ろからの挿入は激しく、彼女の体を揺らし、ネグリジェが肩からずり落ちて白い背中を露わにした。男の荒々しい息遣いが耳元で響き、彼の熱が彼女の奥深くに刻まれるたび、真由美は深い悦びを感じた。体の芯から湧き上がる快感が全身を包み、彼女は「愛されてる」と実感し、心が幸福で張り裂けそうだった。
男の動きが一層激しくなり、彼の手が彼女の腰を強く掴む。挿入が深まり、彼女の体が限界まで揺れる中、真由美は快楽に飲み込まれ、声を抑えきれずに叫んだ。彼が低く唸り、彼女の背中に額を押し当てて果てると、真由美もまた全身を震わせて絶頂に達した。流しに突いた手が震え、膝が崩れそうになる中、彼女は彼の熱が体内に残る感覚に浸った。男がゆっくりと彼女を抱きしめ、汗ばんだ肌が触れ合う瞬間、真由美は愛される喜びに胸が一杯になり、涙が滲むほどの幸福を感じていた。「こんな風に求められるなんて」と心の中で呟きながら、彼女は彼への愛おしさを抑えきれなかった。
2.翌日真由美は男のアパートに行って夕食を作り至福の夜を過ごす<< ページトップ >>4.朝食のあと近所に公園に行くと男は真由美のスカートの下に手を入れてくる
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