ビデオを見続けるうちに、真由美の心は奇妙な揺れに包まれていた。画面の中のセーラー服姿の女子高生が翻弄される姿が、まるで自分の鏡のように感じられ、彼女の体が熱く疼き始めた。隣に座る彼の気配が近づくと、またしても彼の手が真由美のスカートの下に滑り込んできた。朝から何度も触れられたクリトリスはすでに敏感で、彼の指先が触れるたび、彼女の体は小さく震えた。
彼は真由美の耳元に顔を寄せ、低い声で囁いた。「ビデオみたいにされたいだろ？」その言葉に、真由美はハッとした。彼がアダルトビデオを借りてきた理由が一瞬にして理解できたのだ。彼の意図に愕然としつつも、彼女にはそれを拒む気力が湧かなかった。嫌だと頭で思っても、体が彼の愛撫に反応してしまう。抗う力が抜けていく感覚に、彼女は戸惑いを隠せなかった。
彼は真由美をソファに押し倒し、ビデオで見たような大胆な姿勢で彼女に近づいてきた。そして、ゆっくりと彼女に寄り添うように体を重ねた。真由美は自分の口から漏れる声が、ビデオの中の喘ぎ声と似ていることに気づき、自分自身に驚いた。彼は繰り返し彼女を愛し、そのたびに真由美は女としての悦びを深く刻み込まれていくのを感じた。
その瞬間、真由美はふと思った。この男はただの恋人ではないのかもしれない。どこか常軌を逸した欲望を持つ、とんでもない変態男なのではないか。けれど、その考えさえも、彼の温もりに溶かされていくようだった。彼女は彼の腕の中で、自分がどこに向かっているのかわからないまま、ただ流されるしかなかった。
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