目次
部屋に入ると中はかなり狭くて目の前に小さなソファーが置いてあり、右から明るい光が照らしてる。
ソファーの前まで吉本にパンティーを引っ張り上げられなが歩かせられると右手の奥に三脚が見えた。
三脚の上の小さなカメラを操作してるのは見かけた顔。
真っ赤なミニスカート姿の百合恵さんだ。
照明のライトがカメラの横にならんでいて百合恵さんの横にいる男はさっき女子高生にインタビューをしていた男らしい。
私が芳恵さんに聞いた噂では百合恵さんはハプニングバーに騙されて連れ込まれて輪姦されたはず。
ここがその百合恵さんが連れてこられたハプニングバーという所らしい。
百合恵さんの横の男が私を見て照れたような顔で苦笑いした。
どっかで見た顔だと思ったその笑い方、吉本にレイプされた翌日私に声をかけてきてトイレで生フェラさせた男だ。
あのときも、変な店で遊ばないかと誘われた。
この店があの時に男の言ってた店らしい。
この辺りをうろついてる女子高生に声を掛けて、店で輪姦する女を物色してたんだ。
私が男を欲しがってるような顔で歩いてれば、すぐに見つかって獲物にされるのは分かり切ったこと。
私は自分が情けなくて死にたいくらいに恥ずかしくなった。
百合恵さんがテレビカメラのすぐ横の壁のカーテンを開けた。
壁一杯に写真が貼り付けてあり、どれも輪姦されている女の子の写真ばかり。
きっと百合恵さんの写真も有るはずと探してみると、見慣れた顔が何人か目に入った。
みんな私の母校の希美女子大の女子学生ばかりだ。
学友会の先輩もいれば、コーラス部の紅葉会の後輩の女の子もいる。
百合恵さんが手引きして連れ込んで輪姦させたに違いない。
他に知ってる顔もあるのかもしれないと思って探してみると、やっぱり京子ちゃんと早苗ちゃんの顔もある。
二人の服装を見るとちょうど同窓会で見たときと同じ服。
同窓会のあとナンパされてここに連れ込まれたのに違いない。
裏ビデオを撮られて輪姦された後は、二人とも百合恵さんと一緒に希美女子大の女の子をデリヘル女に引きずり込む手引きもさせられてたに違いない。
急に女の子の大きな声がスピーカから聞こえてきた。
カメラの横には大きなテレビが置いてあり、映ってるのはさっきまで私が居た部屋で美世ちゃんが廻されている場面だ。
美世ちゃんの泣き叫ぶ声がスピーカから響いてるのをわざと私に聞かせたいらしい。
そんなことまでするなんてと百合恵さんのねじ曲がった根性が憎らしくて腹が立った。
男は照明とカメラの位置を百合恵さんに指示してから、私の立っているすぐ前のソファーに座った。
男が合図すると吉本がやっと私のアナルに差し込んでいた指を離してくれた。
「じゃあ座ってもらおうか」と男に促されて、男のすぐ横に座った。
「今度の女の子はどんなにエッチなのか全部話してもらおうか」と男が口を開いてインタビューが始まった。
隣の部屋でテレビで見てるはずの客に説明するような口調だ。
私はアナルの奥まで入れられた吉本の指がはずれてやっと身体が楽になったけど、この先どんな事になるのか怖くて考えられない。
「じゃあ、初めてオナニーしたのはいつなのかな」と男にまず聞かれた。
とても答える気にはなれないけど、答えないとどんな目にあわされるかわからないので適当に「中学の時です」とひとまず答えた。
「いつも寝るときにしてたのかな」と聞かれて「そうです」と答えると、今度は「いつもどの指使ってるのかな、最初にどの指を使うのかちゃんと答えてもらおうか」とまた聞かれた。
そんなことどうでもいい事なのにと思って「中指です」と答えると「中指をどこに使うのかなちゃんと答えてね」とまた聞かれた。
「感じる所です」とまた答えると今度は「感じる所ってどこかな、何処が一番感じるの、ちゃんと言わないと駄目だよ」とまた話しが続く。
こんな話をして何が面白いのか全然判らないけど、男の人は聞いていて興奮してくるらしい。
すぐ目の前のプラズマテレビには隣の部屋の美世ちゃんが半狂乱に泣き叫ぶ様子が映し出されて私はとても見ていられなくてインタビューを続ける男の顔だけをじっと見つめて答えた。
百合恵さんも美世ちゃんの映っているテレビに何度も視線を向けながら、次は私がこんな目に遭わされる番だと言いたげな顔つきで私を睨み付けてる。
インタビューの質問はどうでもいいような事ばかりで馬鹿らしくなったが、次は自分がこの美世ちゃんと同じに廻されるんだと思うと、とても落ち着いては答えていられない。
私はどうせなんでもいいと思い適当にはぐらかしながら返事を続けた。
初めて痴漢に遭ったときのこと、初めてキスした時のこと、初体験の事と話しがつづいて私はこれなら適当にごまかして答えればいいと気持ちに余裕ができた。
合コンに行ったときの話しとか、アルバイト先の上司の話とかも聞かれて適当に話しをあわせた。
「いままで一番凄かったのはいつかな。女の子が一番感じちゃう体験はどんなのか聞きたいね」と聞かれて廻された経験があるのか聞いてるんだと判った。
うっかり答えたら「今すぐ廻されたいんだろう」なんて言われちゃうに決まってる。
どう間違えたって自分から廻して下さいなんて言う女はいないし、私は絶対にそんな事は言わないんだと自分に言い聞かせた。
私がすぐに返事をしないでいると男は「最近一番凄い体験したのはいつなのか答えてもらおうか」とまた聞いてきた。
ついさっきまで雀荘で男に廻されてましたなんて言えるわけ無い。
私は答えに一瞬詰まったが知らん顔して「最近はしてないんですよ」と白々しく答えた。
すると急に吉本の手が側のスイッチを操作すると、目の前のテレビの画面には口いっぱいに吉本の巨根を含んでいる私の顔が映し出された。
さっきランジェリーパブで吉本に見せられたのと同じビデオだ。
急に吉本の巨根に下から突き上げられたときの事を思い出して身体が震えだした。
私はなんとか気持ちを抑えようとしたけど身体の震えが止まらない。
「おとといです」と私がやっと答えると吉本も納得した顔でこちらを見てる。
すると「その時が一番すごかったのかな」とまた聞かれた。
確かに吉本の巨根はすごかったし他に答えようがないの「そうです」と私は仕方なく答えた。
すると「レイプされると感じちゃうのかな」とまたきかれた。
あの夜吉本にレイプされたことを言わせようとしているのはすぐに判かった。
私がすぐに返事をしないでいると吉本がまたスイッチを操作して、私がベッドに縛られている画像が目の前のテレビの画面いっぱいに映し出された。
あのラブホテルの部屋にはベッドのすぐ上の天井にも隠しカメラがあったらしい気が付いて私は急に怖くなった。
「はい」と私が答えると「レイプされたかったんだろう、自分からレイプしてって誘ったんだろう」とまたしつこく言われた。
「違います、絶対違います」と私が大声をだすと「今だってレイプされたいんだろう、廻されたくてたまらないんだ」
「この店には廻されたい女の子しか来ないからね」とまた意地悪く言い返された。
私がなおも言い返そうとすると今度は急に男の手が私のスカートをめくり上げて、私の足を左右に開かせた。
「どうだ濡れてるじゃないか、もうびしょ濡れだぜ」と言いながら男の指が花園の奧に入れられてきた。
「廻されたくてこんなに濡れてるんだろう」と男が私の耳を嘗め回しながらささやいてきた。
男がさらに指を私の花園の奧までいれて、指先を強く動かしてくると私はもうとても我慢しきれなくなって、自分から足を大きく開いた。
男がもう一度「廻されたいんだろう、廻されたくてたまらないんだろう」と耳元で囁いくと指がもっと奥に届いてきた。
どうせ逃げられないんだと思うと急に目から涙が溢れて頬に流れた。
男が何を言わせたいのか分かってるけど、言わなければ何をされるか分からない。
私はもうどうなっても良いと思って「廻して下さい」とやっとのことで小さく呟いた。
「もっとちゃんとお願いするんだな」と男に言われて私は「お願い今すぐ廻してー」と今度は大声で叫んだ。
もう廻されてもいい、何でもいいから早く廻されたいと思ったとき、急に男が私の身体から手を離した。
男は満足げな顔でゆっくりと立ち上がると、私の様子を何度もたしかめてからカメラの三脚の後ろにもどった。
もうビデオ撮影は終わったらしく、男はカメラのスイッチをいろいろ弄るだけで、私の方にはもう見向きもしない。
吉本と中沢君が私の両手を掴んでソファーから抱え上げて立たせようとしたが、私は半分腰が抜けたようになってすぐには歩けない。
二人は両脇から私の身体を支えてなんとか歩かせるとドアの前まで連れて来た。
このドアを出れば私はさっきの美世ちゃんみたいに廻されると思うと膝が震えてとまらなくなった。
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